まじめにまなぶ

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

昨日は

セミナー2本立て。

どちらも自分が参加したくて

参加しました。

当たり前ですが、やっぱり

自分から望んで参加したものは

どんなに真面目なセミナーであっても面白い

 

 

 

昨日、午後

こちらのセミナーに参加しました。

 

 

こちら

スマホ画面の映像ですが

仕事と介護の両立、というテーマで

なんと「満員御礼」の文字

 

そんなに注目を浴びているのか!?

仕事と介護の両立!!

会場・オンライン・限定YouTube配信で

200名近い方が参加していたようです。

 

 

私は

限定YouTube配信での視聴したのですが

面白かった

なにが面白かったかって

基調講演の池田氏のお話

 

 

労働政策の研究をする方のお話。

厚生労働省に研究結果を報告し

そのデータを基に制度設計がされるそうです。

 

仕事と介護の両立について

制度を作る側にいる方のお話を聞くのは初めてのことでしたが

「なるほどー」と思うことばかり

とても興味深い内容でした。

 

 

初めて参加したシンポジウム。

「誰に向けて」発信しているのかよくわからずに参加したのですが

どうやら

会社の総務部や人事部・社労士さん

実際に仕事と介護を両立されている方

そんな方々が主に参加されていることに途中で気付く。

 

 

そして途中で

登壇者の池田氏がこう言うのです。

 

「社労士や人事担当の方は、1つ1つの制度説明はできる。」

「けれど、どう組み合わせてそれを使うかが大切。」

 

それを聞きながら、強く思う

 

 

この方に「社労士や人事担当や、産業ケアマネは~」と言わせたい

 

 

なんて大それた野望でしょう

国の労働政策研究をする方に

「産業ケアマネを認知し同列にいれてほしい

だなんて

 

自分でも笑ってしまいます。

 

けれどね

基調講演を拝聴していて

本気で思ったのです。

 

 

「介護を知らない社労士さんや人事担当の方が、ただでさえ予測しづらい介護に対し、何にどれくらいの時間や日数や経過年数がかかるのかを予測して、休業や休暇や、時間単位の休みを提案することができるのかな?」

「それって、産業ケアマネの方が詳しくない??」

 

 

もちろんドンピシャの正解はありません。

そんなこと、日々の業務でわかっています。

ですが、少なくとも

私たちの方が専門分野だと思うのです。

 

そんなことを思いながら拝聴していると

どうにか産業ケアマネが企業に入るチャンスがあれば

その企業の社労士さんと協同することができれば

きっと

企業に対しても、従業員に対しても

仕事と介護を両立するお手伝いができる。

 

そんなことを思ったりしました。

 

まぁ、それには

産業ケアマネ自身の力量もかなり必要、ということも

改めて感じたわけですが

 

 

 

面白かったなぁ。

池田氏が時折挟む、ドライな発言も

研究者っぽくていい意味で笑えました

そして、それが

介護の仕事に従事していない方の当たり前の感覚なんだろうと。

ケアマネジャーの思考では

どうも利用者目線に寄り過ぎていると。

やはり

ケアマネジャーと産業ケアマネの思考は

別物でなければならない。

 

 

まだまだ感想はたくさんありますが

長くなるので。

 

とても意味のある

自分の学びを深める時間となりました。

知らないを知るって、面白いね