感じたこと

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

昨日は、

千葉県が主催するセミナーに参加しました。

 

 

セミナータイトル

「千葉県介護支援専門員地域同行型研修」

 

 

この「地域同行型研修」というものが

毎年、全国の自治体主催で開催されているそうです。

 

江戸川区で仕事している時に

あったかなぁ??

通知があったとしても

無関心だったでしょうね、絶対

 

 

内容は

「主任介護支援専門員が、スーパービジョンの実践方法を身に付け、地域の新人ケアマネさんの育成に貢献しましょう!!」

的な感じ。

 

 

 

現在、主任介護支援専門員です。

介護支援専門員として5年の経験を積むと

「主任」と名の付く資格を得るための

研修を受講することができます。

主任介護支援専門員になって、もう10年

 

 

国が求める

主任介護支援専門員の役割は

地域包括ケアシステムの構築に携わる

地域の介護支援専門員の人材育成

 

この研修は

その役割を果たす人材を育成するためのもの、なのでしょう。

 

 

 

千葉県各地から

70名もの主任介護支援専門員が参加されていました。

 

講師である

日本ケアマネジメント学会・白木先生から

スーパービジョンの講義を受け

グループに分かれて

グループワークをしたのですが。

 

 

さすが、皆さま

無料とはいえ、

主任の資格の更新要件に該当するとはいえ、

自ら進んで

9:30~16:00という

長時間の研修に参加されるだけあって

意識が高い

 

 

 

 

一方、自分。

この研修に参加したのは

全く違う目的があったから。

何の目的かは内緒です

 

目的を達成できる可能性は1%もないかもしれない。

でも、その可能性を0→1%に上げるため。

 

 

 

参加して感じたこと。

 

 

先生がお話されていることも

参加者皆さまの姿勢も

本当に素晴らしい

 

そうなったらいいよね、と思う。

 

 

その反面

ケアマネジャーの首を絞める可能性が

存分にある。

 

理想は必要だし

理想を追い求めることも必要だと思うけど

理想と現実は、違う。

 

もし、理想の通りに

アセスメントシートの作成を求め

それをプランに反映させることを求め

それを先輩ケアマネが

後輩ケアマネに求める指導をしたとしたら・・・

 

 

一生、書類地獄から抜け出せない

 

 

これまでの経験値から

先輩ケアマネがアドバイスできることも、たくさんある。

だけど

そのアドバイスの仕方によって

後輩ケアマネさんが

一生残業し続けるケアマネ人生になったり

「この仕事好きだけど、もう無理

ドロップアウトする

なんてことにもなり兼ねない。

 

 

必要なことは

山ほど書類を作成することではなくて

必要最低限の書類を作り

ご利用者さんやご家族との時間を持つこと。

事業所さんと関わること。

 

なにより

自分自身が

楽しんで仕事ができること。

ケアマネやっててよかったなぁ、と思えること。

自分自身が苦しかったら

周囲に優しくなんて

できないよね。

 

 

 

きっと、参加されてた皆さまも

演習として求められたから

それに合わせた発言をされていたのだと思います。

先輩ができないこと

後輩に求めちゃいかんものね。

 

スーパービジョンというものが

未だによくわかりませんが

とても勉強になりました。

ありがとうございました

 

 

 

 

あ、もう1点。

 

「主任介護支援専門員は、地域の介護支援専門員を育成する、重責を担っている。」

とのこと。

 

重責

重大な責任

 

ボランティアですよ

 

お金が発生しないところに

重大な責任を担わせる。

すごい発想だ・・・

 

 

日本の平均年収いかないお給料の中で

ボランティアで

重責求められたら

主任ケアマネ、やりたくないよね

 

 

久しぶりに公的な研修に参加したら

いろいろ思って

まだまだ書けるけど

終わらないので強制終了

 

長くなりました。

最後まで読んでくださり

ありがとうございました。