病は気から

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

担当させていただいているAさん。

奥様が入院していましたが、無事、退院。

Aさんと奥様のご様子を伺いに訪問しました。

 

あと一歩遅ければ、命も危なかった奥様。

入院期間は2ヵ月間にも及びました。

すっかり痩せてしまいましたが

入院前と同じ、元気な声と笑顔

 

とは言え、元気そうに見えても

まだ安静が必要な状態。

そんなご自分を

「わたし、楽天的だからさぁ」と笑い飛ばしている。

 

こうして笑顔でいて下されば、大丈夫。

必ず元気になります

 

 

 

先日、親友が入院しました。

「最近、調子が良くない・・・」

と言ってたと思ったら

まさかの展開に「え~っ

 

「もう少し様子みてから・・・」なんて、受診を先送りにしていたら、大変なことになっていたそうです。

早めに受診してよかったね

 

幸い手術はせず、点滴治療のみ。

そうは言ってもやはり心配・・・

この状況下ではお見舞いにも行けず

何かいい方法はないかなぁ??

 

 

ひらめいた

 

 

「そうだ!!毎日課題を出そう!」

 

 

「退屈しのぎに、毎日、午前と午後に課題を出すよ。」

「いいよ~、退屈だろうから

 

入院直後、そんな余裕な感じだったのに・・・

 

 

その日の夕方には

「やっぱり課題は1日1つにしてほしい。」

「なんだか、病人の気分になってきた・・・

 

ちょっと

どうしちゃったのよ~

 

ますます心配になる。

このままでは、心も体も病人になってしまいます。

 

 

今、1日1つ、課題に取り組んでもらってます。

 

課題はすっごく簡単。

・旦那様の良いところを5つ挙げよ

・病室に出入りする看護師さんで一番かわいい子を見つけよ。また、その理由を述べよ

・切ない恋バナ3つ教えて。

 

とか。

なるべく、病気のことを考えなくて済むようなものを。

 

 

彼女は

点滴・絶食による空腹や

繰り返す下痢・嘔吐に苦しんでいる様子。

 

簡単そうに見える課題でも、取り組むのはツラいのかもしれない。

 

 

それでも、律儀に回答してくれる姿に

こちらが感動したり

病気のことを忘れて少しでも笑顔になってもらえたら、と思いながら課題を出しているのに

思いがけず面白い回答に

こちらが笑わせてもらったり

 

逆じゃん!

 

こっちが元気もらってどうするのよ

 

 

 

彼女にとって

この課題が気晴らしになるのか

ただただ苦痛なのか

わかりません。

 

でもね「病は気から」

 

これがきかっけで、すっかり病弱になることもある。

退院したら、いつも通り仕事をしなくちゃならない。

 

「病人」に

なりきってほしくないのです。

 

だから、今日もスパルタで課題いきます!!

退院後、笑顔になれるように

 

 

体がしんどい中、

くだらない課題に取り組んでくれて

ありがとう。

やっぱりあんたはマジメだわ

 

退院したら、また一緒に笑おう。