一家の主の役目

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

2月2日。

今日は節分だそうですね。

2月2日が節分となるのは、1897年以来、124年ぶりだそうです。

どうしてそんなことになるのか調べてみると…

難しかった

地球が太陽を1周するのはぴったり365日ではなく、6時間弱短くなるところからきているようですが。

 

節分とは立春の前日。

豆まきは、季節の変わり目に起きがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式。

 

うちの父は、豆まきを真剣にやっていました。

子どもの頃、それが本当にイヤで。

玄関には柊と鰯の頭。

そして家にある全ての窓から、近所中に響き渡るような大きな声で

「鬼は~外!福は~内!」×2回

大量に豆をまくのです。

 

大きな声で堂々と発声するもんだから、とにかく恥ずかしくて。

「ホント恥ずかしいんだけどやめてくんない」と娘。

「何言ってるんだ、おねぇちゃん!こういうのはちゃんとやらないとダメなんだ」と父。

毎年このやりとりをしていました。

うちの父はちょっと変わっていて、友達から「お父さん、面白いよね」と言われること度々。

そんな父が毎年節分にこの行事をするもんだから、年頃の娘は、本当にイヤだったんです。

 

でも、今思えば、一家の主として真剣に家を守っていたのかもしれません。

 

 

家の中にも、たくさんの福を招いていたのかもしれません。

そのおかげで、大きな不幸に見舞われることなく今があるのかもしれません。

 

今どきはどうなんでしょうね?

恵方巻を食べる、ということが全国的になり、そちらが主流ですか?

恵方巻をその年の恵方を向いて食べると、商売繫盛・無病息災で過ごせる、といういわれがあるそうです。

 

こんな時だからこそ、豆まきも恵方巻も、とても意味のある年中行事だと感じます。

医学も科学も発達していなかった時代、おそいかかる災いに打ち勝つため、たくさんの願いや祈りをこめて年中行事が生まれたんだなぁ、と今更ながら思いました。

 

日本の風習を大切にする。

大事なことですね。

そういえば

子供たちが巣立った実家は、毎年豆まきしてるのかな?

聞いてみよう。