前進してる

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

読売新聞さんから

ケアマネジャーを紡ぐ会・会長の宮﨑さんの元へ

1本の電話が入る。

 

「両立支援について記事を書きたいので、どなたかお話伺える方、いませんか?」

 

ということで

紡ぐ会メンバー&渡部社長さまが参加

 

 

読売新聞の記者さんと

初めてお会いしたのは

何年前だったか忘れてしまいましたが

こうして時々

介護に関することを記事にしてくださっています。

 

 

 

今回

「挑む」というテーマでの連載をなさるそうで

7月・8月あたりに

「両立支援」という内容で記事を掲載予定とのこと。

 

両立支援とは

仕事と介護、だけでなく

子育て中の方や

障害のある方や

不妊治療中の方等

幅広い意味での「両立支援」

 

その中の

「介護」という部分での話を聞きたい、という主旨。

 

 

 

皆さんそれぞれの活動状況や

ケアマネジャーとして関わる中での話等

もちろん個人情報をふせた状態で

いろいろネタが出てくる

 

その中で共通していた言葉

「家族支援がない」

 

介護保険の制度上

「介護が必要な状態になった方への支援」

というものはあるけれども

「介護をしているご家族に対する支援」

というものはありません。

 

 

昨日の話にもあったのですが

例えば

「ショートステイ」というサービスを利用する。

その理由や目的を

「介護している家族の休暇のため」と書いたことで指摘を受けた。

 

「利用者(介護が必要な人)のニーズとして書いてください。」

 

いやいや

正直、好んでショートステイに行くご利用者さんって

ごく少数だから。

正直、当の本人は望んでいないから。

正直、無理やりそれらしい言葉を書類に載せてるだけだから。

 

ケアマネジャーの方でしたら

そんな経験や思いをしたことがあるのでは??

 

 

 

介護をしているご家族を支援するもの。

それがない、という現状。

では、誰がそれをサポートして

どうやってそのご家族を支えていくのか。

介護が続けられる状況を作っていくのか。

介護をしながら仕事を続けられる状況を作っていくのか?

 

 

 

前回、読売新聞さんの取材を受けたのは

確か1年前くらいのこと。

その時はまだ

「産業ケアマネという民間資格を作った。」

「まだ実際には活動できていない。」

「企業側はそれに対し興味・関心がない。」

「だけど介護を理由に仕事を辞めてしまうことを防ぐ必要がある。」

そんな話しかできませんでした。

 

ですが今回

実際に産業ケアマネとして企業と顧問契約を結んだメンバーがいる

行政にも働きかけているメンバーがいる

 

なんだか・・・

 

着実に前進してるじゃん

 

たとえそれが

小さな小さな1歩だったとしても

1年前と同じ、ではない。

 

なんか、変わってきてるじゃん

 

 

皆さんの話を聞いていて

なんだかそこに感動して

思わず言ってしまった。

 

「1年後、また取材してください

 

きっとまた

今とは違う状況にある

 

 

今回の皆さんの話が

そのまま記事になるわけではありません。

ですが

介護というものが

両立支援というものが

記事にしていただくことで

新聞を読む方の目に触れるようになる。

 

それって

とても大事なことだ

 

 

読売新聞さん

取材してくださり

ありがとうございました。

また1年後もよろしくお願いいたします