おはようございます。
支援センターふなばし
ケアマネジャーの佐藤寛子です。
昨日は
中小企業家同友会・船橋支部の例会。
緊急事態宣言が解除となったため
久しぶりのハイブリッド開催。
報告者は
船橋駅前でドトールコーヒーを営む、梶社長さま。
タイトル
「事業再構築補助金を活用した企業理念の再構築」

タイトルだけ聞いて
「難しそう。理解できるかな
」
と思っていたのですが
とてもロマンあふれる、すばらしいお話でした。
ドトールコーヒーの企業理念。
「1杯のコーヒーを通じて、お客様に活力を提供する」
さっと立ち寄れて
さりげなく小粋にコーヒーが飲める。
それが、コロナという状況下ではできなくなってしまった。
それをどう変えていくか。
ドトールコーヒーというフランチャイズ店舗では
規約や本部指定の制約の中でした商売ができない。
その中で、どう変えていくか。
ここからがすごかった。
ドトールコーヒーの企業理念の中に全ての打開策がある!!
そう考え
事業再構築補助金を使い、新たな挑戦をする。
船橋駅前の空間を大きく変えていきたい。
コーヒーを飲むだけでなく、エンターテインメントとして新たな交流の場を生み出す。
コーヒー1杯の値段は今までと同じ。
そこに新しい付加価値をつける。
例えば
有名なフラワーデザイナーが1週間
船橋駅前のドトールコーヒーをフラワーデザインで彩る。
ジャズミュージシャンが生で演奏をする。
そこに、コーヒー1杯に
プラス100円、200円といただく
人が集まる
新しい文化が生まれる![]()
しかも
日本で初めて、席の予約制を始めるとのこと。
それにより
お客様が確実に、効率的に来店し、さらに様々な芸術・文化に触れることのできる空間となる![]()
ドトールコーヒーで
そんな自由なことができるの??
それをやる。
この話も夢物語ではなく
実現させる話。
来年の4月には店舗を全面リニューアル。
「1杯のコーヒーを通じて、船橋をより豊かで住みやすい街にする。」
そんな想いで取り組んでいる。
なんと今回は
船橋の松戸市長までご参加くださり。
こんなことは滅多にありません。

「自分の話しをいろんな方に聞いてもらいたい。」
そう思い、いろんな方に連絡したそうです。
松戸市長もそのおひとり。
松戸市長からのお話で
船橋駅の1日の乗降客数は約20万人。
日本にある駅の中で
1日の乗降客数ランキングは
1位 上野
2位 大崎
3位 船橋
4位 有楽町
とのこと。
有楽町より多いの![]()
ビックリです。
そんな船橋駅前が、大きく変わる![]()
梶社長の夢は
「水道のように、蛇口をひねればコーヒーが出るようになること」
どうやらそれも
南船橋の再開発事業の中で
マンション1世帯1世帯にコーヒーを供給することを企画しているとか・・・
なんか、カッコいいですよね![]()
自分が儲けたいわけではなく
コーヒーの消費量が増えることで
原産国である貧しい国々を救うことができる。
そんなことも考えていて。
宇宙飛行の練習をした
前沢社長も言っていましたね。
「夢は叶う。99.9%自分次第だ。」と。
ホント、その通りですね。
