今しかない

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

先日、久しぶりに

友達と2人で飲みに行きました。

 

近所で見つけた

美味しいお店

 

 

お通しに

あら汁という

なんとも体温まる感じ

 

 

いい香りがして

余計にお腹が空きますね。

 

 

そんな

お腹温まる中

久しぶりに2人で飲んだので

話も尽きず。

いろいろ、いろいろ

近況報告。

 

 

友達には

ガンを患っている同級生がいて

その子がいよいよ

緩和ケアに入ることになったそうです。

今まで治療を続け

抗がん剤の影響で髪の毛も抜けたりして

それでも明るく

治療を続けてきたけれど。

 

もう、打つ手がないところに、きた。

 

友達は言います。

 

「仕事が忙しいのもあって、なかなか連絡できない。」

「ずっと気になっているのに

 

私は言いました。

 

「今すぐ連絡すればいいじゃん

「文章考えずに、気になってるよーって、送ればいいじゃん。」

「どうしてる?って送ればいいじゃん。」

 

気楽なアドバイスですね。

自分の友達じゃないから

こんなこと、言えるんでしょうね。

自分の親友だったら

ひと言、ひと言に想いを込めて

「なんて送れば少しでも元気になれるかな?」

「こんなこと言ったら、かえって傷つくかな?」

いろんなこと考えて

もしかしたら

目の前からいなくなるかもしれない不安に

襲われるかもしれません。

 

 

 

そんな話をしながら

6.7年前の出来事を思い浮かべていました。

 

忘れもしない12/28の夜。

 

親友から連絡が入る。

 

「乳がんになって、ステージⅢだと言われた。」

「年明けに手術をするよ。」

 

申し訳ないことに

それを読んだ瞬間

「死んじゃうかもしれない」

という恐怖が全身に走って

翌日かな?

新幹線に乗って、はるばる会いに行きました。

仕事もあり

滞在時間30分。

それでも、会いに行かずにいられなかった。

 

きっと、文章では

なんて書けばいいかわからず

会いに行くことでしか

自分の感情を伝えられなかったのでしょう。

 

今ではすっかり元気になり

一緒に出掛けたり

一緒に飲んだりできるようになりました。

彼女は間違いなく

「笑いのパワー」で

ガンに打ち勝ったと思っています。

とにかく

いつ会っても

笑ってた。

 

だから、彼女に会う度に

大げさだけど

命の力と

笑顔の力と

生きていることに感謝したりします。

元気になってよかったなぁと

心から思うのです。

 

 

 

友達が

遠い世界に旅立つかもしれないということ。

 

友達に限らず

大切な人が

遠い旅から戻らなくなるかもしれないということ。

 

生きている限り

別れはあって

そう思うと

当たり前の毎日でも

一瞬一瞬がとても大切で

連絡したいと思った時に

逢いたいと思った時に

「どうしよう?」と迷うより先に

行動に移すことが大事だなぁ、と

改めて思います。

 

 

「ちょっと待って、今は連絡できないよー

「必ず、近いうちに連絡するから」

 

そう言っていた友達。

 

無事に、連絡、できたかな?

 

 

皆さまも

思い立ったが吉日

どんな言葉でも、

伝わる想いが必ずありますよー