歳を重ねる

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

社会の中には

「社会的地位の高い人」という方がいて

その言葉を検索すると

職業だったり

人間性だったり

いろいろ書いてあるわけですが。

 

きっと

人それぞれ

その言葉のイメージや

思い浮かべる人物像は違うと思います。

こんな感じ??

 

 

ちょっと違います??

いい画像が見つからなかったんです

 

今回は

皆さまが思い浮かべる

「社会的地位の高い人」をイメージしながら読んでいただけたらと思います。

 

 

 

ケアマネジャーという仕事をしていると

「社会的地位の高い人」を担当させていただくことがあります。

 

それは

ご利用者さまご本人だったり

ご家族だったり

まちまちです。

 

その方がどんな仕事に就いていたか

どんな役職を担っていたかにもよりますが

「見られてるなぁ

と、感じる時があります。

 

ケアマネジャーとして関わらせていただくことになり

「初めまして」の瞬間や

その後、担当になり日が浅い間は

「見られてるなぁ

「試されてるなぁ

と、感じます。

 

いかほどの人物なのか

信頼に値するのか

判断されているように感じます。

 

それは

「社会的地位」に限らず、どなたでもそうですが

その視点がさらに厳しいように感じます

 

 

そしてもちろん

プライドの高さも感じます。

これは決して悪い意味ではなく

ビジネスの第一線で活躍してこられたが故の、自分自身に対する誇りといいますか、揺るぎない自信といいますか。

 

 

そのような方であっても

年齢と共に衰えてくるものがどうしてもあります。

それは自然の流れであって

どうしても逆らえないものだと思います。

 

 

Aさんのご主人。

 

 

先日、お会いした際に

こんな言葉をこぼされました。

 

 

「私も判断力が落ちました。」

「妻よりも先に、私の方が限界を迎えるでしょう。」

 

 

ご夫婦ともにご高齢。

奥さまの介護をし、疲れたご様子もありました。

 

初めてお会いした時も、今も

その年齢とは思えないような鋭い眼光をされています。

社会的地位も高く

バリバリに活躍してこられた方。

そのような方が

「判断力が落ちた」

という言葉を口にするということは

自分が「できなくなっていく」ことを認めるということは

どれほどの心境かと。

 

それを思うと

なんとも言えない気持ちになります。

 

ケアマネジャーという

介護職という

一般的に考えたら

「社会的地位の高い人」の部類に入れてもらえない職業

そんなケアマネジャーに

自分の弱音を吐くというのは

どれほどの心境かと。

 

「できない」自分を受け入れるには

ここに至るまでに

様々な葛藤を繰り返してこられたんだろうなぁ、と。

 

 

ご高齢の皆さまが口にする

「長生きするのも楽じゃないよ」

というセリフ。

 

 

この言葉の意味は

あまりに深く

その年齢になって

ようやく痛感するんだろうなぁ・・・

 

 

 

今日の話はなんでしょう

まとめがわかりませんね

 

まぁ、つまり

悔いのないように

その年代を

精一杯生きよう、ということでしょうか

 

ということで

いい週末をお迎えください