力量の差

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

事務所には

様々な資料やパンフレットが送られてきます。

 

先日、その中の

ある冊子の表紙に目が留まり

読んでみました。

 

 

冊子の表紙に書かれていた言葉は

「ケアマネジャーと上手につきあうには?」

 

 

ソーシャルワーカーや

ケアマネジャー経験のある

准教授の方のインタビュー記事なのですが。

このタイトル

「どんなことを書くんだろう?」

気になっちゃいました

 

 

 

その中の一文。

インタビュアーの質問。

 

Q「ケアマネは個人の能力の差が大きいという意味で”ケアマネ格差”という言葉をよく耳にするようになっています。実際はどうなのでしょう?」

 

なんという質問

 

それに対する回答。

A「優秀なケアマネとそうでないケアマネに二極化している現状は否定できません。」

 

そうですか~

 

 

 

この話。

悲しいことに

よく言われます。

ケアマネジャーの力量に差があるから

差を埋めるためにも

様々な手法を使い

ケアマネジャーを育成しよう、と。

底上げをしていこう、と。

 

わかるのです。

おっしゃりたいことはわかるのです

 

ですがおかげで

ケアマネジャーの首は絞められる一方です

通常業務でもやらなくちゃいけないことが増えているのに

さらに

もっと

勉強して、腕を磨けと

求めるのですね

 

 

必要なことだと思います。

お気持ちはわかるのですが・・・

 

 

どんな仕事だって

力量の差、ありません??

 

先輩・後輩関係なく

経験年数関係なく

どんな仕事だって

力量の差、ありません??

 

 

私はこの業界しか知りませんが

他の業界ではどうしているんだろう??

もっと競争社会で

力量の差は個人の努力で埋めるしかなく

お給料の違いに表れてしまうのかな??

もっと格差が大きいのかな??

 

 

 

自分の力量の程度はさておいて

なんだか悲しくなるのです

 

確かにいろんなケアマネさんいるし

どんなケアマネさんと巡り逢うかで

ご利用者さま・ご家族の人生も

大きく変わります。

それくらいに重要な仕事だと思っています。

 

ですが、

「力量の差が大きい」と問題視されるのは一部の方で

日頃からがんばってる方も含めて

「育成」という負荷をかけられて

「これ以上、求めるのですか

「この仕事好きだけど、もう、疲れちゃったよ

そうして離れていってしまうのは

悲しいことです

 

 

好きな仕事を

仲間と助け合いながら

笑顔で続けていける環境。

国から求められる事柄も

一緒に乗り越えていける環境。

作っていきたいです。

 

 

 

ちなみに。

「ケアマネジャーと上手につきあう方法」は

生活の状況や困りごとを

包み隠さずケアマネジャーに話すこと。

その上で

何が必要かを提案してもらってくださいね

とのことです。

 

そうですね。

いろいろ話してくださると

こちらも提案しやすくなります。

 

こちらも

上手に話を聞くことで

話しやすい状況を作れるようになりたいですね。

 

 

さて。

いい関係作りには

笑顔が大切

今週も笑顔でいってみましょう