おはようございます。
支援センターふなばし
ケアマネジャーの佐藤寛子です。
朝も夜も涼しくて
すっかり秋の空気ですね。
空の雲も
すっかり秋の気配ですね。
どこか切なく感じます
法事があり
お寺に行ってきました。
久しぶりにお寺の中に入りましたが
お線香の香りと
静かな空気で
なぜか心も静かになります。
お坊さんの低く響く読経の声や
大けいの音を聞いていると
なぜか心が静かになり
煩悩が消える気さえしませんか?
よく聞くのは
四十九日法要。
ですが、四十九日だと
稲刈りの最盛期で忙しすぎるため
今回は三十五日法要にしたそうです。
三十五日法要
というものがあるんですね。
お坊さんの話によると
千葉には古くから「地蔵信仰」というものがあるそうです。
道端にお地蔵様がいて
自然と手を合わせるのが習慣だったとか。
そうなんですね。
知らなかった。
四十九日法要の場合
阿弥陀如来さまが極楽浄土に導いてくれるそうですが
三十五日法要の場合
お地蔵さまが導いてくれるそうです。
千葉ではそう言われているんだって。
昨日
お地蔵さまに導かれて
お空に旅立たれたのは
母方のおじいちゃんの妹さん。
なんと!!
御年102才
「100才過ぎたらお祝いだから、献杯ではなく、乾杯でもいいくらい。」
そう言っていましたが
本当にその通り!!
ひとり暮らしをしていて
転倒をきっかけに
5年くらい前に施設に入所したと思うのですが
100才過ぎても頭もしっかりしていて
なんとなく最近食欲ないなぁと思っていたら
朝、施設職員さんが起こしにいったら
息を引き取っていたそうです。
患うこともなく
苦しむこともなく
なんという
素晴らしいほどの大往生
現役時代は
国語の先生をされていたので
「先生おばちゃん」と呼んでいました。
小学生の頃の
薄れゆく記憶を思い返すと
先生おばちゃんの家の玄関前に
大きな鉢みたいのがあって
そこにメダカがいて
それを覗くのが楽しみだったなぁ・・・
とか
お庭でBBQやったなぁ・・・
とか
夏休みの宿題を教えてもらった気がするなぁ・・・
とか
先生おばちゃんの傍らには
国語の先生らしく
いつも国語辞典があったなぁ・・・
とか。
90才を過ぎても
教えを乞う方が通ってらして
いくつになっても学んでいたそうです。
立派ですね。
本当に立派なことだと思います
お坊さんが言っていました。
「残された人たちが健康で笑顔であることが、一番の冥福です。」と。
そうだなぁ。
確かにそうかも。
子どもの頃お世話になった方々が
こうして順番に旅立っていくことは
とても寂しいことだけど
懐かしい記憶は自分の中に生き続けるし
みんなが幸せなら
旅立った方々も幸せかもしれない。
長い人生
おつかれさまでした。
きっと
お空に召されても
学びを続けていらっしゃるのでしょうね
ふと思う。
長生きの家系の血を引いているから
私も長生きしちゃうのかなぁ
1週間が始まりますね。
皆さまもお体お大事に
元気にお過ごしくださいませ