おもてなし

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

ケアマネジャーとして担当させていただいているAさん(男性)

 

先日、月1回のご訪問に伺いました。

 

すると…

 

 

あら?

いつも奥様に連絡して、

奥様が同席してくださっているのに、

不在の様子…

Aさん

「あれ?さっき、出かけちゃったなぁまぁ、あがってください。」

 

Aさんのご様子伺いに訪問していますが、

いつも奥様も一緒だったため、

Aさんと2人でお会いするのは初めてのこと。

 

 

するとAさん、どこかへ行き…

 

 

戻ってくると、

手にしたお盆の上には

ジュースの瓶と、グラス1つ。

 

私を「お客さま」として、

おもてなししようとして下さるではないですか

 

「お気持ちだけで十分です。」

とお断りしましたが

「いやいや、これでいいのかな?多分、このジュースは、氷を入れた方が美味しいって言ってた気がするんだけど…」

 

氷の入ったグラスに

ジュースを注いで下さるのですが…

 

 

そのグラス。

きっと「お客さま用」ではないような…

 

 

奥様だったら、きっと

違うグラスを用意するような…

 

Aさんも不安なのか

「これで合ってるのかなぁ?」

ジュースもグラスも、自信なさげな様子。

 

 

でも、なんだか

不慣れながらも

おもてなししようとして下さる姿。

その様子が微笑ましく

そのお気持ちも、とても嬉しく思います

 

 

 

ひと通りお話をして

毎月お渡ししている書類に捺印いただく場面に。

 

「ハンコかぁ。どこにあったかなぁ?」

 

探しに行き…

 

しばらく時間がかかり…

 

 

Aさんが出してきた印鑑は

いつも奥様が用意して下さるものではなく

なんだか、重厚なもの…

 

「これを使っていいんですか?」

「いいよ、いいよ」

 

 

 

ご自宅の中を把握してるのは、奥様。

奥様でなければわからないこと

たくさんあると思います。

 

 

こんな風景から、ふと、思うこと。

 

 

女性って、すごいなぁ

 

 

男性は、ある時、ふと

女性の有能さに気がついて

「このままでは、家の中だけでなく、社会の中でも立場が危ぶまれる

そんなことを思って

女性を家の中に閉じ込めたのでは!?

 

な~んてことを妄想してしまいます。

 

その殻をやぶって

社会で活躍する女性がどんどん増えて

女性特有の才能が発揮されたら

また違った社会が造り上げられるのかな?

 

そんなことを思ったりします。

 

 

Aさん、

戸惑いながらも対応してくださり、

ありがとうございました

奥様からも連絡いただきました。

「ごめんなさいね。主人がちゃんとできたかしら?」

 

ちゃんとできました

 

 

 

気立てのいいねぇさんが

本日、お誕生日とのこと。

美人で男前で、女性がホレる女性とは

こういう方のことを言うのでしょうね

 

お誕生日おめでとうございます