元気の素

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

支援センターふなばしは

土日祝、お休みです。

 

でも、毎月第一土曜日だけは

出勤しています。

 

というのも

平日は仕事をされており

土曜日しかお会いすることのできないご家族がいらっしゃるため。

 

ケアマネジャーには

自分が担当している方のご自宅に

最低月に1回は訪問する、という大事な仕事があります。

月に1回お会いするため

ご家族との約束事。

「毎月第一土曜日は、お時間を作っていただく。」

 

 

昨日も、

その方々のお宅を訪問してきたのですが・・・

 

 

おととい、

緊急事態宣言が解除になったためか

昨日は、ビックリするほど人と車が多い

 

久しぶりの光景に

「休日って、こんなに人出があるんだっけ?」

と思ってしまったほど。

 

 

ここ数ヶ月間の土曜日と同じ時間に、事務所を出発したのですが・・・

 

想定外の交通量!!

 

 

これは約束の時間に間に合わないかもしれない・・・

 

そう思い、

訪問予定のAさん宅に連絡。

 

 

 

 

Aさんは85歳の女性。

要介護の認定をお持ちです。

 

ですが・・・

 

今も現役で仕事を続けている

しかも、平日毎日

 

これって、すごくないですか?

 

 

職場は、娘様の会社。

事務の手伝いをしています。

 

 

身内の会社なら

仕事が続けられて当然だよ

って、お思いでしょうか?

 

 

自宅と職場は別の場所にあります。

職場に行くためには

「出勤する」という過程が必要で

要介護の認定をお持ちということは

ひとりでスタスタ歩くことはできないわけで。

 

そして、誰しも

歳を重ねると、出かけることも

身支度をすることも

何となく億劫になったりするわけで。

 

 

出勤するためのサポートと

平日毎日の出勤を続けるAさんの姿勢。

そして、

Aさんができるお仕事を、Aさんに任せている会社の皆さま。

様々な工夫と支えによって

今も現役で仕事を続けることができているんだと思います。

 

 

 

さすが、

仕事を続けているだけあって

多少足元が不安定だったとしても

Aさんはとても元気

毎月お会いしても、ハツラツとしています

 

そりゃぁ、時には娘様とケンカして

「もう今月で引退します

なんて時もあるけれど、

それでも辞めずに続けている。

 

「忘れっぽくなって、娘に迷惑をかけているかもしれない。もう引退します

なんて時もあるけれど

次の月に訪問すれば

またハツラツとした姿を見せてくれます。

そんなAさんの姿は、とても素敵です

 

 

やっぱり、

仕事をする

仕事ができる

って、幸せなことですね。

 

 

 

緊急事態宣言が解除となり

そこに再び流通が生まれ、仕事が活気づく。

幸せを感じる瞬間だと思います。

でもまた

それにより感染者数が増える、という不安。

 

 

千葉県が独自の対応をすることに対し

賛否両論あるようですが

千葉県知事の

「一律ではなく、取り組みの状況で差をつける。」

アリだと思います。

 

大きな事柄も、小さな事柄も

何事も創意工夫だな、と思ったりした

渋滞の土曜日でした。