産業ケアマネ

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

今日は「産業ケアマネ」の話。

 

「産業ケアマネ」とは

「ケアマネジャーを紡ぐ会」が創設した、民間資格です。

 

以前から、そんな言葉はあったけど

資格化したのは、日本で初めてのこと

 

ケアマネジャーを紡ぐ会の中で

埼玉支部長・松木さん

おおさか支部長・進さん

千葉支部長・自分

が中心となり活動しています。

 

テキストは

ケアマネであり社会保険労務士でもある松木さんはじめ

介護屋みらいのだんちゃん、司法書士さん、ファイナンシャルプランナーさん、自分が共同で作成。

研究者と呼ばれるような方は携わっていない、本気の「手造り」

 

9/23に第3回の試験が開催されることとなり、紡ぐ会のHPで受付開始しています。

 

 

 

では、

「産業ケアマネ」って何する人?

 

簡単に言うと、企業と従業員の間に立つ人。

相談窓口。

 

 

 

それを世間に広めていきたいと思い、企業にたいしPR活動していますが・・・

 

 

正直、反応わるっ

 

 

企業側は、介護に対し興味が薄い。

 

ある会社の取締役の方に

「介護は個人の問題であって、会社が考えることではない。」

と、言われました。

ある会社では、

福利厚生会社??みたいのが入っているから大丈夫、と。

 

 

 

日本はすでに「超高齢社会」です。

ここからさらに

戦後のベビーブームの中で生まれた方々が、続々と75才以上になっていきます。

高齢者の数が増えていきます。

 

 

その一方で

介護従事者は減少。

 

訪問系のヘルパーさんの人数は

2015年に52.8万人まで増えましたが、

2019年には、そこから4.7万人減少。

減少傾向にあります。

 

 

 

さらに、日本の生産年齢人口も減少傾向。

 

日本の総人口における生産年齢人口の割合は、1990年代半ばには70%近くありましたが、

2018年には59.77%に減少。

この先、さらに減り続けます。

(生産年齢人口とは、生産活動の中心にいる人口層のこと。15才以上65才未満)

 

 

 

さぁ、そんな中。

 

 

企業の中心を担うであろう、40代・50代の親や身内が、介護が必要になったら??

 

 

仕事があるから忙しい。

介護保険を使ってヘルパーさんを頼もう、と思ったけど・・・

 

介護が必要な方は周りにたくさんいて

なのに、ヘルパーさんは人手が少ない。

結果、ひっぱりだこ

 

希望の時間帯、希望の曜日に

来てくれるヘルパーさんがいない・・・

 

 

その結果

「介護をせざるを得ない」ことを理由に

退職することになったら??

 

 

その上

働き手が減少している中で

「介護を理由に退職した従業員」の穴を埋める方を

「介護を理由に退職した従業員」と同じ働きをしてくれる方を

企業側は容易に見つけ

採用することができるのか??

 

 

さぁ、どうなる!?

日本の将来。

 

 

ということで、

明日に続かせていただきます。

マジメでつまらんね