地域とつながる

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

昨夜は「中小企業家同友会・船橋支部」の例会でした。

 

「例会」とは

月に1回、定例で開催される勉強会。

中小企業家同友会に所属している経営者の皆さまの中から、毎回1名程度の方が、自身の実践を報告します。

 

 

昨日の報告者は、この方。

 

 

「地域密着型の企業づくりの方法と戦略」

というタイトルの報告だったのですが・・・

 

ただただ

すごかった

 

 

とてもサラッと

「やりたいと思ったことをやっただけ。自分も楽しみたい。」

と話されますが・・・

 

いやいやいやいや

 

そんな簡単

なかなか出来ることではないと思います。

 

 

地域活動を始めたきっかけ。

 

そこには「大切な人の死」が影響していて。

以前、ボランティア活動をしている方の話をブログに書いたことがありますが、その方のきっかけも「大切な人の死」だった。

 

「人の死は自分を震い立たせる。」

 

そう話していた。

 

今回の報告者である宮本さんも

それがきっかけとなり

「将来自分が豊かになって、子供に関わる事業をしたい!」

そんな想いから活動が始まったそうです。

 

 

 

とは言え、本業と地域活動のバランスは難しく

今の形になるまでは失敗もあり。

 

自分がそうしたいと思い

社員もわかってくれてるだろうと思っても、そうもいかないことを学んだり。

 

地域のご高齢の方の活躍の場のハズが

もめ事を起こしてしまったり

 

 

でも、今では

地域のママさんたちが大いに活躍されている。

地域の様々な職種の方とコラボしている。

 

 

地域活動を始めるにあたって

大切なのは

「営利目的なのか、ボランティアなのか、軸をはっきりさせる。混在することでいいことにはならない。」

ということ。

これまでの経験があるから

そう言い切ることができるんですね。

 

 

そんな報告を聞き、グループに分かれて

「あなたの会社はどのような地域との関りを持っていますか?」

というテーマで話をしたのですが・・・

 

 

地域活動をしてみたい、と思っていても

なかなか実行に移すことは難しい。

実行していたとしても、継続が難しい。

そこにかける労力は本当に必要なのか?

社員の理解は?

そんな壁にぶち当たる。

 

 

 

地域活動

いつか、してみたいと思っています。

 

でもね。

今日の学び。

 

「わざわざ何かをするのは大変。分け与える方が簡単」

という、宮本さんのお話。

お金がある、時間がある、想いがある。

何でもいいから、あるものをシェアする。

 

今の自分・・・

分け与えるほどのお金、ない

時間の余裕、ない

地域活動への想い、中途半端

なんもなかった

 

 

今はとにかく、自分自身のことから。

会社のことから。

しっかり成長して、いつか地域に貢献できるように

 

 

「難しく考えなくていいんです。今できることから。コンビニの募金箱でもいい。」

確かにそうですね