美容の力

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

昨日は「ケアマネジャーを紡ぐ会・おおさか支部」主催のセミナーでした。

テーマは「訪問理美容」

 

訪問理美容とは?

自分で美容室等に通えなくなった方のために、美容師や理容師が自宅や施設を訪問して施術すること。

今は、カットだけでなくパーマやカラーリングもできて

ネイリストやメイクアップアーティストもいます

 

 

昨日の講師はこの方。

 

 

 

さすが、美容師さん。

とても可愛い

 

かわいさの中に、熱い想いを持っている方。

 

何らかの理由で介護が必要な状態となり、それにより美容に対する意識も低下していく、美容から遠のいていく、という実情があります。

でも美容には

「人を元気にする力がある!美容の力を知ってもらいたい!」

そんな想いで活動をされています。

 

 

 

 

実際に、ケアマネジャーとして体験すること。

 

施設に美容師さんが訪問し、複数名のカットをしてくれることがあります。

 

ホルモンバランスの変化等により、歳を重ねることで女性でも薄毛になることもあります。

段々と身なりを気にしなくなることもあります。

 

そんな方が、施設に来てくれた美容師さんにカットしてもらい、さっぱりしたのはいいけれど・・・

 

 

 

オジさんみたいなカットだった。

 

 

 

ただでさえ、体の変化として性別の違いが薄れていく中で、見た目までオジさんにされちゃうの!?

「そのカットにされちゃったの?」

 

そう思ったことが何度もあります。

 

「髪切ったんですね。さっぱりしましたね。これから暑くなるから、短い方がいいですね。」

なんて言葉をかけて。

 

 

 

ご高齢の方にも、もちろん若い時代があって。

キレイにお化粧をして

髪型をセットして

洋服を選んで

鏡に映る自分をみて

「よし!今日の自分、上出来

「今日の自分、イマイチだな

そんな風に過ごした時代があったと思います。

 

 

 

ばっちりキマっている時は

自分に自信が持てる

 

そんな経験をしたことがあると思います。

 

 

 

それが歳を重ね、介護を受けるようになり、段々とおしゃれから遠のいていく。

心のどこかで

「こんな姿の自分は見たくない。」

「今の姿で、人前に出たくない。」

そんなことを思いつつ、諦めているのかもしれない。

 

 

 

講師の方が言っていました。

「メイクをすると、表情がキラキラする

「キレイになった姿を見てもらいたい、という気持ちが湧いてくる。自己効力感が高まる

「キレイになった姿を、身近な人に褒めてもらいたい

 

 

本当にその通り。

きっと、自分に自信が持てる。

嬉しくて、笑顔になる。

美容の力、絶対にあると思います

 

 

 

いくつになったって、

「かわいいね。」

「キレイだね。」

って言われたら、嬉しい

「カッコいいね。」

って言われたら、嬉しい

 

 

そう思いません?

自分も

おばあちゃんになっても言われたい

いや、

おばあちゃんと言わず

 

今すぐ言われたい