おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

昨日は「母の日」でしたね。

 

気紛れな娘は、母の日の贈り物があったりなかったり

今年は

「お花、贈ろうかな

そんな気分。

 

 

お花と言えば・・・

 

そう、いつものお花屋さん

「〇〇円で、あとはお任せします」と

フラワーアレンジメントをお願いしました。

 

土曜日にお花を受け取りに行くと

「さとうさんによく似たお母さんをイメージして作りました

 

ちょっと、何それ、カッコよくない??

 

今までも、お花を買うこと・贈り物をすること、時々ありました。

でも「お店を決めて」とか「店員さんと親しくなる」とか、意識したことがありませんでした。

こうして繋がっていくこと。

それはとても大事なことで、楽しいことなんだ、と今さらながら感じています。

 

「残念ながらお父さん似なので、母とは似てませんよ

「マジっすか~

 

 

 

そんなステキなお花を抱え、実家に帰りました。

 

そしてなぜか、母以上に嬉しそうな父

「お母さん、お姉ちゃんがいいお花をくれたなぁ

どこまでも、娘が大好きな父親。

 

 

 

今でこそ、仲良さそうに映るかもしれませんが

大人になるまで、両親のことが好きではありませんでした。

友達からは「年中、反抗期」と言われ・・・

母親と「親しく友達のように何でも話す」なんて、1度もしたことがありません。

未だにしたことがありません。

 

 

社会人2年目くらいの時、通勤が大変だったのもありますが、どうしても家を出たくて、ひとり暮らしを始めました。

 

その時も、ひと言も親に相談せずに勝手にアパートを決めて

「ここに住むことにしたから。名前書いて。」と、契約書の身元保証人の欄を差し出しました。

当然、怒られた

「自分で払うんだから、別にいいでしょ。」と娘。

 

今思えば、相当ショックだったろうなぁ・・・

それまでずっと一緒に暮らしてきたのに、突然ひとり暮らしするとか言って。

 

 

そんな娘。

 

 

独立開業したことも、両親に報告していませんでした

 

「報告しないとなぁ・・・」

 

気になっていて、母の日にようやく伝えた。

 

「仕事、辞めた。」

「なんで?」

「自分で会社作って、始めた。」

「いつから?」

「半年くらい前。」

 

いつも突然な娘。

 

なんでもっと早く言わないの、とか言われるかなぁと思ったけど

思いのほか、喜んでくれた。

応援してくれました。

 

 

親というものは偉大ですね。

40才を過ぎても、子供はこども。

 

 

介護の仕事に就いたことで「人は歳を重ね、いずれ最期を迎える」という、当たり前のことを学びました。

介護の仕事に就き、ひとり暮らしを始め、ようやく親の有難さを知りました。

もしや神様が「あんた、このままだと、親孝行できないうちに親が死んじゃうよ。」と教えるために、自分を介護の仕事に就かせたのでは?と、本気で思っています。

 

 

両親が元気でいること。

こんなに幸せなことはありません。

自分の人生の中で、一番幸せなことだと思っています。

 

 

 

これからも元気でいてください。

少しずつ、親孝行しますんで。

 

いつもありがとう。