自分の役割

おはようございます。
支援センターふなばし
ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

私が担当させていただいているAさん。
他の方から担当を引き継いだばかりで、まだ数回しかお会いしたことがありません。

お話も上手で、お元気で。
でも徐々に認知症の症状が進行しているご様子。

 

先日訪問した際、
「そろそろ新しい介護保険証が届く頃ですが、届きましたか?」と確認。
「どんなものかしら?」
「市役所から送られてくる緑色の保険証ですよ。」
「あぁ、あれね!何かね、届いたの。確かあったと思うから探してくるわね。ちょっと待っててね。」
と言って2階へ。

結局見つからず。

「せっかく来てくれたのにごめんなさいね。」
「一緒に探しましょうか?」
「いいのいいの。探しておくわ。」

 

きっとAさん。
お部屋に探しに行ったけど・・・

何を探しているかもわからなかったと思います。

 

娘さんに連絡して状況を説明。
次回、お母様宅に行った際に探していただくことにしました。

後日、娘様から介護保険証が見つかったとの連絡。

「しっかりした母でした。年末も年賀状を書こうと思って買ったんでしょうね。でも、用意してあるのに1枚も書けていなくて・・・」

 

その情景を思い浮かべると、切なくなります。

 

年賀状を前にしたAさんの姿。
それを見つけ、そのことに気付いた時の娘さんの気持ち。

 

娘さんとのお電話で、
なんて声をかけようか
どんな話をしようか。
結局、耳を傾けることしかできなかったり。

このご家族にとって、これからの自分の役割は何かな?と考えます。

とりとめのない話になりました。
締め方がわかりません(笑)

 

開業のお祝いにいただいた胡蝶蘭。
残り1輪となりました。
10/1開業なので、長持ちしましたね!

けっこうマメに霧吹きでお水をあげたり
大事にしたからかな。

花もいつかは散っていくもの。
それが少し寂しいけれど
最後まできれいに咲き続けてくれてありがとう。
人生も最後まで咲き続けられるように。