おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

今朝、ブログを書くにあたり初めて検索したワード。

「訴訟」

日本は諸外国に比べ訴訟件数が少ないと言うけれど、どれくらい違うのかな?

訴訟社会、という言葉を聞いたことがあるけど、日本でも訴訟が増えているのかな?

そんなことをふと思い、検索してみました。

 

件数の違いとして、日本は諸外国の1/8~1/3程度

日本での年間の民事裁判数は

2009年 235,508件

2018年 138,443件

人口10万人あたりの弁護士数

日本 2.9人

リヒテンシュタイン 180人

もはや、どこの国

日本で訴訟件数が少ないのは国民性ではなく制度の問題、との記事も。

 

さらっと検索しただけでも、知らないことがたくさん。

この数字、どう感じましたか?

 

なぜこんな話かというと

「ケアマネジャーを紡ぐ会」でセミナーを開催しました。

タイトルは

「ケアマネが知っておくべき在宅介護の訴訟問題と対策」

 

ケアマネジャーを紡ぐ会は

その名の通り、ケアマネジャーのための会。

今回は中村弁護士をお招きし、講義していただきました。

 

 

見づらいですね。すみません

ケース①はケアマネジャーのアセスメントに対する訴え。

ケース②はケアマネジャーがやるべきことをしなかったという訴え。

ケース③は新型コロナウイルスをうつされたという訴え。

 

この3件、自分に置き換えて考える。

 

やはり書類。

証拠として自分を守るものはこれ。

そして、問題発生が予想されるのであれば、それを回避するためにどんな手を打ったのか、ということ。

新型コロナウイルスに関しては、厚労省のガイドラインに沿った対策。

 

でもさぁ

完璧なんてないよね?

と思ってしまいます。

介護スタッフ、みんな頑張ってるから訴訟なんて起こさないでね

と思ってしまいます。

 

とは言え、何があるかわからない。

何をきっかけに、人の気持ちがガラっと変わるかわからない。

そんな場面に遭遇したこともある。

 

今日も気を引き締めて、がんばろ。

 

中村弁護士、参加してくださった皆さん

ありがとうございました