経験談

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

先日

今年も隅田川花火大会の中止が決まった

とのニュースを見ました。

 

「100万人が集まるイベントは来場者の管理が難しく、断念せざるを得ない。」

 

3年連続の中止。

花火師さんはじめ

影響を受ける方がたくさんいらっしゃることと思います。

 

 

 

隅田川花火大会は

江戸時代

八代将軍、徳川吉宗がが打ち上げた

「両国川開きの花火」を起源とする

日本最古の花火大会だそうです。

 

 

この一帯は

第二次世界大戦

「東京大空襲」の地です。

 

私がケアマネジャーとして担当させていただいている方の中には

東京大空襲を経験された方がいらっしゃいます。

 

 

 

東京大空襲の時

浅草に住んでいたAさん。

 

毎月の訪問をさせたいただいた際

テレビでは

ロシアとウクライナの話が。

 

 

「戦争なんて、ロクなことない。」

 

 

子供の頃に経験した話を

聞かせてくださいました。

 

 

 

隅田川には

両国橋、という橋がかかっています。

 

「両国橋の上は、死体で埋め尽くされていて

橋の上に、死体の橋がかかっていた。」

 

「熱さから逃れるために川に飛び込むけど

川も沸騰するほどの温度で

顔もわからないようになった人の頭から

湯気が立ち上っていた。」

 

「空からは

飴玉のように爆弾が降ってくる。

防空壕にいても危ないと言われた。」

 

「死体をスコップですくい

トラックの荷台に乗せて運んでいく。」

 

「骨の間からは、脂が溶け出し

プスプスと音を立てていた。」

 

 

 

そんな光景を目にしていたAさんは

焼夷弾で指をなくし

両手共に

かろうじて残ったのは

人差し指と親指だけ。

 

「これのおかげで、子供の頃、ずいぶんいじめられた。」

 

 

千葉の幕張の親戚宅に身を寄せましたが

「当時、千葉の人は

東京からオバケが歩いてくる、

と言っていた。

顔も半分溶けているような人。

みんな東京から逃げてきた。」

 

 

戦争経験者が語る

「戦争なんてロクなもんじゃない。」

 

 

これは、ゆるぎない事実。

 

 

お話くださった光景が

目の前すべてに広がっていたことを想像するだけでも、恐ろしい。

でも、それが、現実。

 

 

 

戦争をしかけるには

その国が思う「正義」があるのでしょう。

 

「自分の国を守るためだ」

という正義や大義名分があるのでしょう。

 

でも正義や大義名分ために

犠牲になるのは

いつの時代も

その国の、国民。

 

 

 

王家や皇族が

「帝王学」を学ぶのであれば

大統領や首相や

国のトップになる人すべてが

戦争で

その土地がどうなるのか

目を背けたくなるような

モザイクなしの戦争の資料を目にし

戦火により国民が命を落としていく有様を

学んだ方がいいのでは?

 

自分は

安全なところにいて

指示出すだけでは

犠牲になる人々の苦しさは

わからないでしょ?

 

 

地震や台風は防げないけど

戦争だけは

人間の努力で

防ぐことができるもの。

どうにかしようよ。

 

 

Aさんの話を聞きながら

そんなことを思いました。

 

 

まぁ、人間なんて

例えそれを学んでいたとしても

同じ過ちを繰り返すものだけど。

 

 

二日酔いがツライとわかっていても

また二日酔いするのと同じ。

 

苦しい恋愛を繰り返すのと同じ。

 

脳が麻痺したら

わかんなくなるんだわ。

 

 

困った生き物ですね。

 

 

朝から

重い話題で

失礼しました~