家族の愛

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

台風の影響で

雨が降り続いている千葉です。

先日の千葉豪雨もあり

こうして多量の雨が降ると不安になります。

 

ここまで雨が降り続けるのもめずらしいことですが

なんだか亜熱帯地域の雨季のようです

これも

地球温暖化の影響なのですね

 

 

 

 

さて。

 

本日

秋の大型連休の真っ只中

『敬老の日』でございます

 

 

敬老の日とは

 

 

多年に渡り社会に尽くしてきた高齢者を敬愛し

長寿を祝う祝日だそうです。

1966年に国民の祝日になったそうです。

 

 

 

先日

実家に帰った際

お寿司を用意してくれていたので

何のお祝いかたずねると

「1名入社したっていうから

とのこと。

 

そりゃどうもありがとう。

 

もともと両親とあまり話す方ではないため

そんな報告もしていないけど

ブログを通じていろいろ情報収集しているようです。

両親からすれば

このブログは

「連絡帳」のようなものかも

 

『敬老の日』なのに

こっちがお祝いしてもらって

どうもです

 

 

 

 

『敬老の日』というと

「おじいちゃん・おばあちゃんと孫」

というイメージです

 

 

まさに幸せの象徴

 

 

今日は

『敬老の日』にちなんで

そんな

おばあちゃんとお孫さんの

心温めるエピソードをお伝えしようと思います。

 

 

 

 

ケアマネジャーとして担当させていただいているA さん。

 

先日

ある病気が原因で入院されました。

 

もともと食が細く痩せている方でしたが

入院をきっかけにますます食べなくなり

さらに体重は減少。

 

「食欲が全くなく、このままでは退院させることもできない。」

 

そう言われるほど。

 

 

 

それでもどうにか持ち直し

来月の退院に向けて

病院の理学療法士さんと一緒に自宅に行き

どの程度、自宅で動けるか

どの程度、自宅のことを覚えているか

そうした確認作業をするというので

同席させていただきました。

 

 

案の定

認知機能は低下し

自分からは言葉を発さず

表情もなく

もちろん、ケアマネである私のことはわかるはずもなく

4年間くらい、毎月お会いしていたけれど

完全に「どちら様ですか」な表情。

 

自宅のトイレに行くのに戸惑ったり

多少覚えていることもあったり

娘様も

「これで家に帰れるかしら?」

「ひとりで留守番する時間をどうしよう?」と不安な様子。

 

 

 

そんな中。

 

2階にいたお孫様が1階に下りてきた。

 

 

 

お孫様は

おばあちゃんの顔を見ながら

 

「誰だかわかる

 

そう問いかけた。

 

 

 

次の瞬間

おばあちゃんが返した言葉に

その場にいた誰もが涙を浮かべた。

 

 

 

「うれしい」

 

 

 

「孫でしょ?」と答えるわけでもなく

もしかしたら名前も思い出せなかったかもしれない。

けれど

 

「うれしい」

 

そうポツリと、その瞬間の感情を表した言葉に

懐かしさや

かわいさや

久しぶりに会えた喜びや

全てが含まれている気がしました。

 

 

いろんなこと、わからなくなって

いろんなこと、忘れてしまって

それでも

感じるものは、必ずある。

 

 

認知症になったからって

全部わからなくなるわけじゃない、とかよく言うけど

わからないどころか

よくわかってる。

元気な頃よりも敏感に

自分の感情や

周囲の愛情や

そうしたことを

よくわかってる。

 

 

 

Aさん。

おうちに帰りましょう。

今回の一時帰宅で

何をどうすればいいいのか

だいたい何となく見えてきました。

 

あとは

帰ってきてから考えよう。

 

退院まで

しっかりご飯食べて

リハビリがんばってくださいねー