変革の第一歩

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

中国の上海と日本を

行き来している知り合いがいるのですが・・・

 

「日本はものすごく遅れているよ。」と。

 

上海。

 

 

中国は大きな国なので

もちろん地域格差があるのですが

知り合いの話を聞いていると

「そうなの!?」と驚いてしまう。

 

だって、日本って

「先進国」と呼ばれる分類に入っているんじゃないの

 

 

世界を知らなければ

わからないこと。

かつて鎖国をしてこともある島国にいては

わからないこと。

「井の中の蛙大海を知らず」とは

本当によくできた言葉だと

そう思うことがよくあります。

自分の知らない世界を知るというのは

多分、けっこう怖いことで

冒険心や好奇心がそれを勝ってこそ

世界が広がっていく。

その壁を乗り越えてしまえば

「こんな世界が広がっていたなんて

踏みとどまっていた自分がバカバカしく思えたり。

「早く知っておけばよかった

なんて思ってみたり。

 

結局は

自分で体感してみるしかないと思います。

 

 

 

例えば

本当に

日本が遅れているとして

その遅れている中でも

さらに遅れているのが

介護業界。

 

そんな介護業界に身を置く自分も

当然ながら、ハイテク、苦手

 

ってか、もはや

「ハイテク」という言葉も使わないのかもしれない

 

とは言え。

よくよく話を聞いていると

ハイテク苦手な自分も

まだどうにかギリギリ

乗り遅れきっているわけではなさそう。

なんならどうにかギリギリ

片足突っ込んでるところにいるみたい

ならばどうにか

ギリギリ突っ込んでいる片足が

離れないようにしなくてはならない。

 

 

 

昨夜

「ケアプランデータ連携システム」に関するセミナーに参加しました。

 

 

現在、国は

介護業界の「脱!紙!!」に取り組んでいます。

 

そのために開発したのが

「ケアプランデータ連携システム」

 

 

紙でのやりとりを

デジタルに変えていきましょう!!と

厚生労働省が推しに推しまくっている。

 

来年5月まで

無料キャンペーンをやったりして

 

 

とにかく普及に力を入れているのですが

なかなか広まらない・・・

 

 

地域によっては

導入率30%を超えていたりもするのですが

まだまだ、というところがほとんど。

 

現在、船橋市は

導入している介護事業所、86ヶ所。

 

私自身

まだ導入していません。

理由はただひとつ。

「お互いが導入していなければ、有効活用できないから。」

 

 

けれど。

 

 

ケアマネジャーの事務所が導入すれば

介護サービス事業所も導入する。

双方が導入し有効活用すれば

とんでもなく事務作業が効率化されることは目に見えている。

ということは

まずは自分がいる地域から

導入を働きかけ続ける必要があるのだと

昨夜、セミナーを受講しながら、納得した。

 

 

 

正直、めんどくさい

なにしろハイテク、苦手だから。

理解するまでに時間を要する。

けれど

変わりゆく世の中の流れに

片足ギリギリ突っ込んだままを維持するためには

慣れるまでのめんどくささを乗り越え

業務効率化を進める必要がある。

 

ということで

やってみよー

 

そして

地域でもみんなで呼びかけてみよ。

大多数がやらないと

介護業界の変革は進まないのだ。