おはようございます。
支援センターふなばし
ケアマネジャーの佐藤寛子です。
秋と言えば
食欲の秋
スポーツの秋
芸術の秋![]()
久しぶりに友達と会うことになり
「飲んでばかりいないで、芸術の秋を楽しもう
」
という話になりまして・・・
行ってきました。
イヴ・サンローラン展![]()

普段、ハイブランドを身に付けるわけでもなく
もちろん、そんな金銭的余裕があるわけでもなく
あまり興味はありません。
ただ単に
今、美術館で開催されている展覧会の中で
最も「観てみたい
」と思ったから。
そして
有名な建築家・黒川紀章さんがデザインした
国立新美術館を見てみたい
と思ったから![]()
ということで
なんの知識もなく到着![]()

流線のフォルムがとても美しい建造物でした![]()
この全面ガラス貼りは、掃除が大変だろうに・・・![]()
そんな庶民な発想と共に入館。
この美術館の美しさは
表面もそうですが
内面にあるかもしれない。
こちら、3階から撮影したもの。

美しくないですか![]()
![]()
1階から
2階・3階へと聳え立つ円錐形のステージに
それぞれカフェとレストランを設置。
その円錐に合わせて流れるガラス貼りの壁面![]()
美しい。
総工費、いくらかかったんだろう![]()
そしてこちら。

イヴ・サンローラン展![]()
土曜日ということもあり
ものすごく混んでいました。
先ほども書きましたが
全く知識がありません。
名前だけは知っているけど
どんな経歴の方なのか
どんなお顔の方なのか
全く知りませんでした。
お顔だちは
お年を召されてもカッコよくて気品のある
でも少し神経質そうな、厳しそうな印象に、私の目には映りました。
そこに並ぶ
芸術品である服飾の数々は
それはそれは美しかった![]()
とてつもなく奇抜なものから
「私も着てみたい
」と思うようなものまで
たくさんの芸術作品が並んでいました。
その美しさに
「あのベルベットの生地に触れてみたい
」
「あの流れるドレープに身を包んでみたい
」
うっとりします。
そして
その芸術作品を身に纏ったモデルさんの写真にうっとりします。
肌の色や雰囲気、すべてがはまりまくっている。
「ドレスにとって大切なものは、それを着る女性。」
なるほど、確かにそうだなぁ・・・
どんなに美しい作品を作ったとしても
どんな風にそれを纏ってくれるか
それによって印象は変わってしまうでしょうから。
イヴ・サンローランが
2002年1月の引退時にこんな言葉を残しています。
「ファッションは女性を装飾するだけではなく、彼女たちの不安を取り払い、自信を与え、自己を受け入れることを可能にさせる。」
この言葉にとても共感しました。
イヴサンローランが誕生した1936年は
第二次世界大戦直前。
女性の立場は、今とは全く異なる時代。
そんな時代の中で
いかに女性を美しく見せるか。
いかに女性を輝かせるか。
それには
自分への自信と、自己の容認が必要だと。
それを後押しするために
ファッションがあるのだと。
ホント、その通りですね。
その思想は
その時代だけでなく、未来永劫続くものですね。
そんな偉人の想いに共感しまくりの
芸術の秋となりました![]()
知らない世界をのぞいてみる。
案外、いいものですね![]()
絶賛受付中!

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