久々のバカンス②

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

今日は

昨日のブログの続きです。

 

 

 

私がダイビングを始めたのは

大学3年生の頃。

 

 

ということは・・・

 

 

ダイビング歴、約25年の大ベテラン

この年数を超えるダイビング歴の方にお会いすることは

なかなかありません。

 

 

しかし・・・

 

 

年間、1.2回しか潜りに行かないため

潜った本数は320本程度。

経験年数から考えると

明らかに少なっ

みたいな。

 

そんな

経験年数だけやたら長い

ダイビング人生の中で

今回

初めての事態が発生したのです・・・

 

 

 

 

昨日。

台風8号が熱帯低気圧に変わり

久米島に周辺にいるものの

ラッキーなことに

青空が見えていました

 

 

お天気が良いだけで

気分上々

 

多少、海にうねりがあろうとも

台風の影響で海が濁っていようとも

太陽が出て空が明るいだけで

テンションが上がります

 

意気揚々と出発です!!

 

 

ダイビングポイントに着き

準備をして

約1年ぶりに潜る緊張感と

ワクワク感と共に

海にダイブ!!

 

 

声帯が腫れたり

咳が止まらなかったり

していたため

無事に耳抜きができるかどうか心配していたのですが

耳抜きも順調

 

「これなら大丈夫!!」

 

そう思いながら潜行していったのですが・・・

 

 

 

水深5メートル。

他のダイバーさんが潜ってくるのを待っていると

体に異変が起き始める。

 

 

 

口の中が

カラッカラに渇き始めたのです。

 

 

酸素ボンベの空気を吸うたびに

口の中が渇き

1滴の水分もなくなる程に

口の中がカラカラに渇ききってしまったのです・・・

 

 

 

かつて経験したことのない状況に

「ヤバい・・・」

「このまま潜り続けたら、パニックを起こして死ぬ・・・」

不安がよぎり

気持ちが焦り

呼吸が乱れ

体に異変が起きていることをショップの方に伝え

水面に上がる。

 

 

ボートからペットボトルを投げてもらい

水を飲んでいたところで

口の中の乾燥が治らない。

 

 

結果・・・

 

 

敢え無く、断念。

 

 

まさか

こんなことが起きるなんて・・・

 

 

 

ダイビングにとって

気管支が順調であることは

とても重要です。

 

確かにここ1週間

薬の力を頼って

声帯の炎症を抑えたり

咳を抑えたりしていました。

 

おそらく

この薬の影響が一番大きかったと思われます。

 

 

これを吸入し

気管支を広げることで

咳を押さえます。

 

それにより

陸上では不自由なく生活できるようになりましたが

酸素のタンクを背負い

高圧に濃縮された空気を吸う。

ただでさえ

湿度2・3%の乾いた空気を吸うのです。

普通に潜っていても口の中が若干乾くわけですから

強制的に気管支を広げていては

口の中の水分0%状態になってもおかしくありません。

 

 

 

ダイビングは

パニックを起こしたら終わりです。

死につながります。

いかに平常心でいられるか。

 

それが保てないと判断し

1本目のダイビングを断念しました。

 

 

そして2本目。

 

 

口の中の渇きは

なかなか回復せず

また同じ状況になると判断し

「やめておきます。」

 

2本目も断念。

 

ダイビング人生初

ショップのガイドさんを

船上から見送ります。

 

 

ぽつ~んと残された

私の器材・・・

 

 

これほど悔しく、残念なことはありません。

 

 

しかし!!

 

 

人生初の経験を

「ボート独り占め

そう思い

写真を撮ってみたり

楽しんでみる

 

 

気持ち次第で

何事も楽しめる

 

 

 

お昼休憩をはさみ

どうにか復活!!

 

3本目は無事、潜れたものの

調子はイマイチで

皆さんと一緒に動くことができず

1ヵ所にとどまり

静かにダイビングしたのでした。

 

 

 

はぁ。

健康って

ホントに大事ですね。

 

 

 

そして今朝6時の久米島。

 

 

大雨&雷&風・・・

 

 

果たしてダイビングボートは

出港するのか!?

 

明日に続く。