逢いたい人に逢いに行く②

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

今日のブログは昨日の続きです。

よかったらお付き合いくださいませ。

 

 

宮﨑さんの命日に

お墓参りに行ってきました。

 

宮﨑さんの好きなものも用意しました。

 

 

きっと

一緒に食べてくれたことでしょう。

 

 

 

 

久しぶりに

3人で写真を撮ってみました。

 

 

ちゃんと笑ってくれていますか?

きっと、笑ってくれていますね。

でも

なんで

笑い声がしないんだよ。

 

 

 

こうして3人で写真を撮るのは

私の記憶の中では3回目です。

 

1回目。

 

 

船橋市議会議員に初当選した

2019年4月21日のこと。

 

倒れるほどに

必死に闘い抜いて

だるまの右目が入ったその時

この2人の姿は

最高に感動の瞬間だった。

 

 

 

2回目。

理由は覚えていないけど

なぜか急遽、名古屋に行った。

 

 

急遽すぎて

仕事後のポロシャツ姿で

お化粧も直せず

それで新幹線に乗ることに

確か、自分は、不機嫌だった。

2020年夏

宮﨑さんの会社を辞める直前だったと思う。

 

 

そして3回目。

今回。

 

 

なんだよ。

ひとりだけ時が止まってるじゃん。

永遠にここから齢をとらないって

ズルくない?

目の前に

宮﨑さんの大好きな草彅さんがいるのに

愛知からはるばる

逢いたい人に逢いに来てくれたのに

肩を組むこともできないし

なにやってんだよ。

 

 

ホントに

死んじゃったんだなー。

 

 

やっぱりさ

生きてこそだよ。

生きて、生きて、生き抜いて。

 

けれども

もしかしたら

誰にもできない形で

生きる意味を教え

お墓参りなんて、斬新な形で

仲間が集まる機会を作り

自分の死を通じて

これからも動き続けることの大切さを

動き続けられることの有難さを

伝えているのかもしれないな。

 

そう考えたら

こうした天命もあるのかもしれない。

 

 

 

 

お墓参り後

草彅社長が「歩こう」と言い出した。

お墓の場所をご存知な方はわかるかもしれませんが

けっこう何もない所で

 

「歩いても何もないですよ。」

 

そう答えたら

「それがよくない。」と。

 

一緒に歩いてみました。

 

 

同じ単独型の居宅介護支援事業所を経営していますが

その事業規模は遥かに違い過ぎて

追いかけても追いかけても

追いつけない背中。

いつも前を走り続けている背中。

 

こうして歩きながらも

いろんなことを教えてくれました。

 

 

なぜ、今、こうして歩いているのか。

この先に何があるのか。

 

それは経営の仕方というよりも

物事の考え方というべきか

人生の教訓というべきか。

こうしたスペシャルな時間をいただいた自分が

この先、成長しないなんて

草彅社長に対し

まさに「恩を仇で返す」状態

それだけはしたくないと

改めて気持ちを引き締める。

 

 

こうした草彅社長とのご縁も

宮﨑さんのおかげ。

自分は一体どれほどのご縁を

宮﨑さんから頂戴したのだろう。

その感謝たるや

計り知れない。

 

 

儚いから美しいなんて

命には当てはまらなくていい

慣れないから美しいんだねって

笑いながらしぶとく僕は生きていたいよ

願わくば一緒に生きていこうよ

 

どうかこの先

大切な皆さまと

一緒に生きていけることを願って。

もう十分生きたね、って思えるくらいに

もうお迎えがきてもいいね、って笑えるくらいに

一緒に生きていきたいです。

早々と

誰かが欠けるのは、もうイヤだ。