19才を考察する

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

本日の主人公、リキくん。

19才です。

 

 

ケアマネジャーという仕事柄、

普段は

人生の諸先輩方と接する機会が多いため

「19才」という存在が

とにかく新鮮で

とにかく興味深くてたまらない

 

 

 

昨日のブログで

「マルシェのお手伝いに行きました!」

という話を書きました。

その際

一緒にお手伝いに行ったのがリキくん

 

 

とても仲良しのお二人

その会話の様子は

完全に、師匠と愛弟子

 

 

高校生の時

3日間の実習先がこの方の会社だったそうです。

 

その実習の間にすっかり意気投合

 

高校卒業後

リキくんは大学進学の道を選びつつ

「建築関係の会社を経営するお父さんの会社を継ぎたい!!」

そんな想いを抱き

今も実習先で出逢った社長さまから

技術や、考え方や、生き方や

いろんなことを学んでいるそうです。

 

 

 

リキくん。

まぁ、とにかく、いい子なのです

 

もはや

お母さんと同年代の私ですが

成田ゆめ牧場の牛さんにテンション上がり

「一緒に写真撮りたい!」と言っても

嫌な顔ひとつせずに付き合ってくれる

 

 

「お父さんの会社を継ぐために、自分はもっといろんな知識を身に付けたい。」

 

そうまっすぐに話をし

お父さんのことを

「尊敬している。」と話す。

 

お母さんのことを

「うちのお母さん、かわいいですよ」と

恥じらいもなく口にする。

 

19才男子

 

そんなお年頃で

両親もこと、そんな風に言えましたか

少なくとも自分は

そんなこと、絶対に言えなかった。

 

 

 

さらにリキくんは

自分の将来のことを

とても伸びやかに話すのです

将来、取りたい資格

これから学びたいこと

そうした「自分の未来」の話を

どんどん口にするのです。

 

19才

 

そんなお年頃で

自分の将来について

キラキラ輝きながら誰かに話すことができましたか

少なくとも自分は19才の頃

将来のことなんて、何も考えていなかったし

輝く笑顔で未来を話すことなんてできなかった。

 

 

 

そんなリキくんに

ケアマネジャーという仕事のクセで

つい、アセスメントをしてしまう

 

その様子は完全に

19才に詰め寄る48才

 

 

興味津々さが滲み出てます

 

 

 

おまけにリキくんは

写真の撮りがいがある

 

 

なんだ、この爽やかさ

爽やかすぎるーーー

 

なんていうか・・・

 

おばあちゃんやおじいちゃんたちが

若いリハビリスタッフさんや

元気のいい介護スタッフさんに

目がハートになる理由がよくわかる。

私も間違いなく

80才を過ぎた頃

孫の年代のようなリハビリスタッフさんや介護スタッフさんに

目がハートになるに違いない・・・

 

 

 

 

おそらくリキくんは

とても健やかに成長してきたのだと思います。

ご両親をはじめ

素敵な大人たちに囲まれて成長してきたのだと思います。

 

なにしろお父さんが

お母さんのことを

「〇〇ちゃんかわいい

と口にするというのですから。

そしたらその家庭で育つ子供たちも

お母さんのことを当たり前のように

「うちのお母さん、かわいい」って表現するよね。

 

 

子どもの頃も

そして大人になってからも

どんな環境に身を置くか。

どんなご縁に恵まれるか。

それは人生の中で、とても重要なこと

 

子どもの頃は

それを選べなかったとしても

ある程度、大人になってからは

自分の意思で選択することができる。

だからこそなおさら

あきらめず

自分で選択し

これからの生き方を

これからの自分の姿を

いくらでも変えていくことができるんじゃないかなーって、

そんな風に思います。

 

 

リキくん。

爽やかな風をありがとう

あなたが自由にキラキラと未来を話す姿

とても素敵でした

私もそうなりたい!!

そうなります!