こんにちは。
支援センターふなばし
ケアマネジャーの佐藤寛子です。
先日の
ケアマネジャーを紡ぐ会のセミナー。
奈良支部長・山崎さんが担当しました
タイトルはこちら。
『みんなで考えよう!いろんな介護のカタチから考える介護者支援~家族とケアマネと両立支援~』
とても面白かったです。
面白かった、というか
興味深かったです。
山崎さんは以前から
「ケアを受ける人も、ケアする人も、幸せになる介護の形づくり」
という言葉を口にしています。
とても大切なことだと思います
ケアを受ける人のために
ケアする人が
心も体もすり減らしていては
それは決して幸せな形とは言えません。
ですが残念なことに
そうした現実があるのも事実です。
始まりはきっと
そんなハズではなかったはずなんです。
ですが、いつしか
どんどんどんどんはまっていき
そのループから抜け出せなくなり
そのことにふと気が付いて
「どうしてこんなことになったんだろう・・・」
ふと気が付くと
「早く死んでくれればいいのに・・・」
そんなことを思ってしまう
そうした現実があるのも事実です。
今回
山崎さんが実際に面談した方のお話を事例として挙げてくれました。
とてもいい事例でした。
どこにでも起こりうる話。
どこにでも起こりうる話ですが
その中の登場人物それぞれが
どう行動するか
どう発言するか
それによって
その先に生まれる日常生活が大きく変わってきます。
そうした状況下に
ケアマネジャーとして遭遇した時に
どう言葉をかけるのか?
どう話を受け止めるのか?
改めて考えてみる。
この仕事をしていると
「介護の入り口」がどんな感じだったのか
どんな風に介護に関わるようになったのか
それがとても重要だと感じます。
そしてそれは
「働きながら介護をする人」こそ
その後の人生に大きな影響を与えると思います。
もし
このタイミングで
誰かが話を聴き
思考を整理してくれていたら?
このタイミングを逃したとしても
途中でふと、
立ち止まって考えるきっかけを
誰かが作ってくれていたら?
そして
その誰かが話を聴き
一緒に考えてくれていたら?
さらにその「誰か」が
その道のプロフェッショナルだとしたら?
相談援助を通じて
介護というものを第三者的に見続けてきたプロフェッショナルだとしたら?
その先の選択肢は
どうなっていくでしょう??
さて
その「誰か」とは
誰のことでしょう??
その「誰か」って
スゲー価値ある存在じゃん
そう思いませんか?
山崎さん。
すごく興味深く聞かせていただきました。
さすがですね
「面談」というものにこだわり続けているだけあります。
話を聞きながら
ケアマネの頭になったり
産業ケアマネの頭になったり
忙しかったです。
ですが
どちらの立場であったとしても
目指すところは同じですね。
「ケアを受ける人も、ケアする人も、幸せになる介護の形づくり」
なるほどなぁ、です。
改めて考えるきっかけを
ありがとうございました
ご参加くださった皆さま
ありがとうございました!!