おはようございます。
支援センターふなばし
ケアマネジャーの佐藤寛子です。
船橋で開業し丸4年が経過。
徐々に、介護業界以外の方とお会いする機会も増え
今までの暮らしの中では
身の回りにいなかったような方々ともお会いする機会を頂戴しています。
その中で
劇団の演出・脚本をされていたり
劇団の美術を担当されていたり
そうした「芸術」に関わる方々ともお会いしました。
その劇団の名前は
「ゆにぃ~く&ピース」といって
様々な年代の皆さまで構成されています。
「ゆにぃ~く&ピース」の名前の由来。
それは・・・
「世界がもしも小さなジグソーパズルだったら、あなたは世界でたったひとつのユニークなピース」
「丸くなくたっていい。でこぼこでいい。たったひとつの大切なピース」
その劇団名の通り
障がいのある方も、そうでない方も
みんな一緒に活動されています。
せっかく知り合ったご縁
昨日は
この劇団の10周年記念ミュージカル公演に行ってきました。
会場はこちら。
船橋市のお隣
八千代市になります。
演目はこちら。
「だって、うつだもん。」
パッと見
正直
なかなか重めなタイトル。
実際に劇団のメンバーで
うつ病を患った方がおり
その方の実話をもとに作られていました。
感想。
自分の中の価値観というか
感覚というか
いろいろなものを刺激され
感じたことのないものを感じました。
ひとつめ。
自分は介護という
いわゆる「福祉」に関する仕事をしていますが
障がい福祉という分野に関しては
全く理解が足りていないことを改めて感じました。
ふたつめ。
うつ病という病。
決してめずらしい病気ではありません。
ケアマネとして担当させていただく方や、そのご家族にも
うつ病を患っている方も多くいらっしゃいます。
けれども
その方々がどんな苦悩を抱え暮らしているか
理解できていなかったかもしれない。
いや、理解できていなかった。
もちろん、おひとりおひとり
原因も症状も異なるため
全てを理解することは到底できるものではありませんが
それにしたって
いろいろ考えさせられました。
みっつめ。
舞台に立つ方のエネルギーは素晴らしい
誰かに何かを伝えようとするには
やっぱり、大きなエネルギーが必要
舞台の上で演じきる姿は
プロも、そうでない方も関係ない。
自分が何を伝えたいのか
自分の中にあるものをどう表現し、どう伝えるのか
その熱量をリアルに感じることができました。
自分自身
演劇・ミュージカルを観るのは初めてのこと。
貴重な経験をさせていただきました。
誰しも、ひとりひとり
ユニークなピース
でこぼこなピースが組み合わさって社会はできている。
なかなか合わないなぁと感じていても
どこかに必ず組み合わさる場所がある。
とても大切な活動だと感じました。
お誘いいただき、ありがとうございました!!
ユニークなピースの皆さま
本日から仕事はじめの方も多くいらっしゃるかと思います。
気持ち新たに新年のスタートを切れるといいですね。
私もがんばろー