おはようございます。
支援センターふなばし
ケアマネジャーの佐藤寛子です。
介護の仕事をしていると
介護が必要なご本人だけでなく
そのご家族と関わることが多くあります。
特にケアマネジャーは
介護が必要な方に関する様々な状況を把握し
それら全てを踏まえて
介護が必要な方の生活を考えていくため
より一歩詳しく、その方を取り巻く環境を把握することになります。
そうした中で
ケアマネジャーに求められるものが増えてきているように感じる昨今
「介護保険のことだけじゃなくて、ヤングケアラーとか、様々な問題を抱えている家族の支援についても学んでくださいねー」
みたいなものが出されています。
もっと難しい言葉で書かれていますが
簡単に言うとこんな感じ。
昨日は
船橋市と
船橋市介護支援専門員協議会が共催する研修に参加してきました。
タイトルはこちら
家族問題・重層的支援について
~多様化した課題の解決に向け、知識の習得と関係機関との連携を学び、ケアマネジメントに活かす~
講師として登壇くださったのは
船橋市の
・福祉政策課
・地域福祉課
・こども家庭支援課
・こどもと家庭児童相談室
・保健総務課
・生活支援課
・保健と福祉の総合相談窓口
・ふなばし高齢者等権利擁護センター
・基幹相談支援センター
という
錚々たる窓口の皆さま
各相談窓口の皆さまが
どんな役割を果たしているのか説明をしてくださいました。
ケアマネにいろいろ求めすぎだよ
こんなにできないよ
なんだか、ケアマネ、大変だなぁ
なんてことを
うっすら感じている方がいらっしゃるとしたら。
ケアマネジャーが全て解決できるものではありません。
大切なのは
その問題が起きた時に
その問題を発見した時に
どこに相談すればいいのか知っている、ということ。
ひとりで頭を抱えずに
専門外のことは、専門家に任せ
専門機関と連携を図りながら問題解決にあたるということ。
「自分がやらなくちゃ!」
という責任感の強いケアマネさんに時々お会いします。
そうして抱え込む方は
以前に比べたらずいぶん少なくなったように感じますが
それをしていたら
やはり自分が潰れてしまいます。
いかに役割分担して
みんなでサポートしていくことができるか。
そこが大切だということを改めて感じました。
いろんな専門家がいるって
頼もしいことですね。
困った時に相談できるって
安心できますね。
「この状況、問題多めだな・・・」
そう思った時に頼れるお顔が思い浮かんだら
こんなに心強いことはありません。
ケアマネジャーの仕事だけに限らず
そうして何かの時に思い浮かぶお顔の皆さま。
私は、そうした皆さまに助けられて生きています
本当にいつもありがとうございます。
きっと皆さまの周りも
そうして思い浮かぶお顔があるはず。
ひとりでも思い浮かんだら
とても幸せなことですね