たまにはケアマネ話

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

今日はめずらしく

ケアマネ話。

 

 

地域の相談窓口として

「地域包括支援センター」というものがあり

地域のケアマネジャーに向けて

定期的に研修等を開催してくれています。

 

昨日は

事務所がある地域の

地域包括支援センターさん主催のミーティングに

うちのケアマネさん2人と一緒に参加してきました!

 

 

今回のミーティングは

「気になる高齢者を発見した時の対応方法」というテーマで開催され

地域の民生委員さんと

薬剤師さんと

ケアマネジャーが参加。

 

今まで

民生委員さんとケアマネジャーがこうして集い

意見交換をする場はあったのですが

今回、薬剤師さんが初参加

総勢96名もの方が参加する場となりました。

 

すごい人数ですね

 

そして

民生委員の皆さんは

お元気ですね

原則75才未満の方だそうですが

さすが地域のためを思い活動なさるだけあって

皆さまハツラツとし、お元気で

心底感心します。

やはり、「役」があるということは

自分の中に張り合いが生まれ

ますます元気になれるのだと感じました。

 

 

 

16グループに分け

グループワークを行ったのですが

なかなか面白かったです。

 

グループワークのテーマは

服薬に関すること。

薬剤師さんが各グループにいたこともあり

普段聞けないような意見も聞くことができました。

 

 

 

ケアマネジャーをしていると

様々な服薬状況を目にします。

きっちり管理することを好み

自分流のやり方で飲み忘れがないにしている方もいれば

山ほど薬があり

一体どれが最新の処方なのかもわからなくなる方まで様々です。

 

薬剤師さんが訪問してくださっているお宅はいいのです。

ケアマネのプランの立て方によって

服薬問題は解消、またはどうにか改善することができます。

 

けれど

そうもいかないお宅もある。

あちこちの病院に通い

あちこちの薬局でお薬をもらい

似たような種類のお薬がいくつも手元にあり

どうにもこうにも収集つかない状態になっている方もいらっしゃいます。

「自分でわかっているから大丈夫です

なんて言いきられてしまうと

どうにもこうにも手の付けようがない・・・

 

ご本人の服薬管理が気になるのはもちろんですが

全国のこの問題を解決したら

医療費は何億という単位で削減できるかもしれないなぁ

なんて思ったりします。

 

 

薬剤師さんが訪問し

お薬を管理してくれるって

本当に助かります。

そして思い過ごしだと思いますが

10年前と比べたら

薬剤師さんも積極的に関わってくださるようになった気がします。

 

地域で高齢者の方が増える中

各専門職が連携を図り、その方の暮らしを支えていくって

とても大切なことだなぁと今更ながら思いつつ

そのチームをまとめるケアマネジャーの役割は大きい

だからこそ、おもしろい。

 

 

本日も残暑厳しいですが

皆さまのお宅に訪問してきます。

自転車、汗だくなんだよなー