おはようございます。
支援センターふなばし
ケアマネジャーの佐藤寛子です。
お盆の期間は
お空に旅立った方がおうちに帰ってくるというので
あいさつに行ってきました。
本当に帰ってきてるのかな?
今どきは
ナスもきゅうりもおしゃれになって
こんな感じなんですね。
本当にこれに乗って帰ってきて
これに乗って、またあちらに戻るのかな?
ご先祖さまに手を合わせに行かないで
ここであいさつしてたら
ご先祖さまに怒られてしまいますね。
いろいろお供えものがある中に
大好きなpinoと
大好きなシャインマスカットを
強引に隙間にねじ込んでみた
でも
大好きな林フルーツの高級シャインマスカットじゃないから
「違うよー!これじゃないよ!!」
と言ってるだろうな。
あいさつをしてみたけど
返事をしてくれるわけでもなく
想い出の品々が飾られているその部屋をみると
改めて
「本当に死んじゃったんだ。」
そう思いました。
そう思いながら
8月から特定事業所加算Ⅲを算定することや
12月に紡ぐ会主催で「偲ぶ会」を開催することを報告しました。
「盛大にやるからね、みんなでチヤホヤしますから、楽しみにしててくださいね。」
そう伝えました。
生前、親交の深かった
共同通信社の記者さんにより
「追想」として記事になりました。
唐十郎さんや
フジコ・ヘミングさんと同じ紙面で記事になるって
すごいなー。
この記事は
新聞各社で掲載されたそうです。
2024/07/24 岩手日報
2024/07/26 下野新聞
2024/07/28 千葉日報
2024/07/31 埼玉新聞
2024/07/27 山梨日日新聞
2024/07/29 神戸新聞
2024/07/20 奈良新聞
2024/07/29 長崎新聞
他にも掲載されているそうです。
さすが共同通信社さん
本当にすごいことですね。
けれど。
今から英雄になってどうすんのよ。
「アイツが生きてたら、世の中変わってたかもしれないなーって言われたい。」
ってよく言ってましたが
そんな夢、本当に叶えてどうすんのよ。
やはり、生きてこそ。
どんなに想いを語り伝えたって
どんなに託したって
100%同じ思考にはなれない。
やはり、生きてこそ。
自分で生きて、動いて、伝えてこそ。
改めて思う。
悔しかっただろうな、と。
どんなに抗っても
どんなに明るく振舞っても
終わりがやってくる。
改めて思う。
すごい精神力だったな、と。
そんな悔しさを打ち消すほどに
全身全霊をかけて
考えを伝えて
想いを伝えて
ひとりでも多くの仲間に託そうと
ものすごいエネルギーだったと
改めて思う。
「命の教育」とはこのことかと
改めて実感しています。
生きていることの素晴らさ
健康であることの大切さ
生きて、動いて、笑って、怒って、感動して
考えて、悔やんで、羨んで、けれどもまた前を見て笑って
そんなことを繰り返すことのできる有難さ。
「動けるんでしょ?なら、動こうよ。」
「動かないなら、俺と変わってよ。」
ここに
全てが表れていると
改めて思いました。
想いを託された仲間が
それぞれの想いを胸に
これからも動き続けることと思います。
100%同じ思考にはなれないけれど
託された想いを忘れることなく
それぞれのやり方で動き続けることと思います。
それは
1億2000万人のうちの
ごくわずかかもしれないけれど
一燈照隅万燈照国
いつかきっと、そんな日がやってくるかもしれない。
「かもしれない」では怒られますね。
そんな日がやってくるように
動き続けなくてはなりませんね。
動くって
立派なことやろうとしなくて全然よくって
自分がやりたいと思ったこと
自分が感じたこと
行動に移せる体があることの大切さを
改めて感じてほしいのです。
なんて、偉そうなこと書いて
自分自身に、そう言い聞かせています。
動けるって、有難い。
生きているって、尊い
今もなお
たくさんの学びを
ありがとうございます。
帰り道、久しぶりに涙こぼれました。