スーパーな基準

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

たった今、たまたま、テレビをつけたら

「ゲンキの時間」

という番組がやっていて

普段、観たことのない番組でしたが

テーマが「スーパードクター」だったので

なんとなく観ながら、思った。

 

 

「医者って、やっぱりドラマになるわー

 

 

ドラマ=劇的な出来事

 

助からないはずの命を救う

ゴッドハンドが現れて、

周囲を圧倒するほどの技術により

みるみるうちに命を救う

 

医者、というより

外科医、かもしれませんが。

 

そうしたテレビドラマは次々と作られ

ハラハラドキドキと共に、その先にある大逆転劇

王道の展開であったとしても

つい、観てしまう。

 

今もやってますね。

二宮和也さんがスーパードクターを演じていますが

不思議なしゃべり口調が気になって

つい、観てしまった。

 

 

 

スーパードクター

いい響きだ

カッコいいすね

 

同様に

スーパーケアマネ

どうやったら誕生するのかな?

 

 

う~ん、難しい・・・

 

 

なにしろ

結果が目に見えてわかるわけではない。

「スーパー」とつける基準が不明瞭。

 

誰も手術できない状況をゴッドハンドで打破する。

病気を治す。

 

非常にわかりやすい。

 

一方

ケアマネジャーという仕事は

介護という仕事は

目に見える形で一発解決

とはいかない。

月日をかけて

時間をかけて

徐々に何かが変わり

結果として

「大変お世話になりました。」

そう言って、お別れの時を迎える。

 

「スーパーケアマネ」だったかどうか

正解は誰にもわからない。

Aさんにとってはスーパーケアマネだったかもしれないけど

Bさんにとっては、そうでもなかったかもしれない。

 

まぁ、だからこそ難しく

だからこそ、面白いのですが

 

 

日本トップレベルの「スーパーケアマネ」

そう自負する方がどこかにいらっしゃるとしたら

お会いしてみたいなぁ・・・

何を持って「スーパー」を名乗るのか

その基準をぜひとも聞いてみたい

 

 

 

 

話を戻しまして。

この番組に登場したスーパードクターの座右の銘が

とてもグサッっときた

 

それは

柳生宗矩、という剣士で

徳川家光などの剣術の師範の言葉。

 

 

「われ人に勝つ道を知らず、われに勝つ道を知る」

 

他人と勝負することを考えるよりも、自分と闘って勝たねばならない。

という意味ですが

とかく人は

他人と自分を比べがち

まさに自分もその通り

 

けれどそれでは何も変わらない。

 

大事なことは

弱い自分に勝つこと

 

他人と比べ、他人より勝ろうとするよりも

他人と比べ「自分ってダメだなー」って凹むよりも

弱い自分に勝つこと

 

きっと、このスーパードクターも

弱い自分に勝ち続けた結果

今のゴッドハンドを手にし

今の地位を確立させたのでしょう。

 

 

 

平々凡々な自分。

平凡くらいになるには

人に勝つ道を知らず、われに勝つ道を知ることができるよう

日々、コツコツ、がんばって

日々、コツコツ、楽しく生きよう。

 

そんなことを考えさせられた

日曜日の朝でした

 

 

皆さまも

素敵な休日をお過ごしくださいませ