おはようございます。
支援センターふなばし
ケアマネジャーの佐藤寛子です。
5/24(金)の夜は
ケアマネジャーとして真面目にお勉強時間。
講師はこの方
ケアマネジャーを紡ぐ会で大変お世話になっており
毎回、満員御礼となる
一般社団法人あたご研究所
後藤佳苗先生
令和6年度の介護報酬改定に関するセミナーは
私自身も何度か受講しているのですが
後藤先生のセミナーは
何度受講しても
新たな気付きと、新たな学びがもりだくさん
今回も
新たな学びを得る時間となりました。
今回の介護報酬改定で
ケアマネジャーのモニタリングに
新たな方法が取り入れられました。
それが
「様々な条件を満たせば、2ヶ月に1度オンラインモニタリング可能」
というもの。
ケアマネジャーの最も大事な仕事として
「毎月最低1回、ご利用者さまの自宅を訪問し、その様子を記録に残す。」
というものがあります。
毎月訪問する中で
ご様子に変化はないかな?
新たな問題が発生していたりしないかな?
ケアプランの目標がどの程度達成されているかな?
など、様々なことを確認しています。
私が担当させていただいている皆さまは
もしかしたら
「いやいや、いつも世間話じゃん」
って思われた方もいらっしゃるかもしれませんが
そんな話から様々な様子を確認しているのです。
目と、耳と、鼻と、感覚を使って確認しているのです。
それがオンラインになる。
果たして画面上から
それらのことが把握できるのか?
もちろん
状態の安定してる方が対象になりますが
そうだとしても
画面上からどれだけそれらを把握することができるのか?
そしてもうひとつ。
どうやって
画面を通して
信頼関係を築くのか。
2ヶ月に1度訪問するなら
もしかしたら何も問題ないのかもしれませんが
ケアマネなんて
普段大して役に立っていなくても
いざという時に
問題を解決することができるかどうか。
いざという時に備えて
問題解決するための信頼関係を築くことができているかどうか。
それって
けっこう重要なことだと思っています。
しかもさ
ケアマネジャーが訪問しない代わりに
ヘルパーさんやデイサービスさんなどから情報収集しなさいって
それって、どうなの??
ヘルパーさんやデイサービスさんからしたら
「私たち、あなたのためにご利用者さんと関わってるんじゃないんですけど」
みたいな感情になりません??
もちろん日頃からいろいろお聞きすることもありますが
それとは違う気がする・・・
どうも納得いかないのは
自分の考え方が古いのでしょうね
時代の変化に追いついていないのだと思います。
ケアマネジャーの担当件数の上限が
どんどん増えていく中で
こうした便利なものを活用して
仕事を効率化させていく必要があるのは、よくわかります。
ですが
効率化した方がいい部分と
効率化しなくてもいい部分があるのではないでしょうか?
モニタリング訪問を効率化する。
それって
どうも
受け入れがたい
そうは言いつつも
時代の変化とともに
それを受け入れる時が来るのでしょうね
「オンライン会議はやりづらい」
と言っていたものが
今では当たり前になったように
「モニタリングもオンラインの方が時間の短縮になるじゃん」
なんてことが
いつかは当たり前になるんですね
とはいえ
様々な条件を満たす方はそうそういないと思うので
皆さんがオンラインモニタリングの対象になるわけではありませんが。
長くなりました
ご参加くださった皆さま
ありがとうございました!!