お別れの日

こんにちは。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

「段取り8割実行2割」

 

間違いない

 

いつも、これを書くにあたり

どんなこと、書こうかな

どんな構成にしようかな

 

そんなことをいつも考えています。

 

今日は

それがうまくいかなかった。

うまく自分の中でまとまらなかった。

書いていて進まなかった。

 

 

結論。

やはりブログは後回しにせず

朝イチで勢いに任せて書くのが一番

 

 

そして結局

1日考えてみたところで

何を書けばいいのかわからない時は、わからない。

書き出してみないとわからない。

それは結局

動いてみないとわからないのと同じこと。

 

 

昨日の出来事を何て書き表せばいいか考えて

「書くのやめちゃおっかなー

そんなことも思ったりもした。

 

だけど

万が一どこかで

これを楽しみにしてくださっている方がいたら・・・

 

「毎日1000文字以上書く!!」

という目標達成を挫折してまったとしたら・・・

 

自分が後悔するよね。

ここまでがんばってきたことを

ゼロに戻してしまうよね。

だから今日もやっぱり書くのです。

自分の想いが

うまく表現できなかったとしても

今日も書いてみるのです。

 

 

 

昨日は

元上司であり

ケアマネジャーを紡ぐ会・名誉会長である

宮﨑さんのお別れの会でした。

 

祭壇は

自ら生前に選んでいたこちら。

 

 

しっかりと

「紡ぐ」の文字が入っています。

 

 

紡ぐの文字は

「ケアマネジャーを紡ぐ会」のことだけでなく

宮﨑さん自身の生き方を表現しているのでしょう。

 

自分で言っていました。

「アニキに、人には与えられた役割があるって言われたよ。」

「オレの役割は、人を繋ぐことだった。」

 

そうして

人を繋いで、繋いで、繋いで

糸を紡ぐように

紡いで、紡いで、紡いで

介護の業界の中に

大きな1枚の布を織りなそうとしていました。

 

敢え無く

その志は

自分自身で紡ぎ続けることができず

残された者たちに託されることになるわけです。

 

 

 

素晴らしいお別れの会でした。

多くの方が参列し

関係の深い皆さま方が

これまでの活躍や想いを振り返りながら

弔辞を述べてくださいました。

 

その場にいたほとんどの方が

「自分はなんて中途半端に生きているんだろう。」

「せっかくある命。もっとできることがあるんじゃないか?」

そう思わされたのではないでしょうか?

 

そして

涙あり、笑いあり

そんなお別れの会を経て

総立ちの拍手で旅立ちを見送られた宮﨑さんは

少しは満足してくれたのではないでしょうか?

参列くださった皆さまが

帰り際に何度もお顔をのぞいて話しかけてくださることに

ご満悦だったのではないでしょうか?

 

 

昨日

ある方に言われました。

「後は任せて。もう何もやることないからね。」

「そう言ってあげないと、気持ちよく向こうの世界に行けなくなっちゃうよ。」

確かに、その通りだ。

 

 

お別れの会の後

皆さまがお食事をしている頃

宮﨑さんのもとにも、好きなものが並べられた。

 

 

pinoと吉牛があれば

間違いなく満足してくれている

 

 

 

宮﨑さん。

何を想っていますか?

奥様と息子様を守ってくださる方がたくさんいることは

昨夜のお別れの会で証明されましたね。

だから何も心配いらないですね。

 

ご自分で

「坂本龍馬の生まれ変わりだ。」と言っていましたが

今度、生まれ変わる時は

いつの時代に

どんな人物に生まれ変わりましょう?

 

 

 

お別れの日。

残された者にとって

新たなスタートの日。

「介護業界を変える。」

「介護職の地位向上を目指す。」

「日本の介護を、変える。」

その志を受け継ぎ

またここから、ですね。

 

宮﨑さん。

47年間の人生

本当におつかれさまでございました、

そして本当に

ありがとうございました。