肝っ玉母さんの愛

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

毎年、3月9日には

レミオロメンの「3月9日」にちなんだ話を書いていたのですが

昨日はうっかり

3月9日だということを忘れていた

他に書きたい話題があったのもありますが。

 

なので今日は

昨日、3月9日の出来事にこだわって

いってみます

 

 

 

なぜ「3月9日」かと言いますと

この曲の歌詞を今の立場・状況になって改めて聴くと

しみじみくるものがあるからです。

 

いつも自分は

誰かに支えられて生きているなぁ、と

自分ひとりではホントに何もできないなぁ、と

支えてくださる方が

がんばれと言ってくださる方が

いるからこそ

 

 

昨日

株式会社介護屋宮﨑の代表であり

ケアマネジャーを紡ぐ会の名誉会長である宮﨑さんのお宅に

「中山さん」がみえるというので

ご一緒させていただいた

 

中山さんは

江戸川区にある訪問介護事業所の社長さま

 

肝っ玉母さんのような方で

宮﨑さんが会社を立ち上げる前から

宮﨑さんのことをかわいがっていました。

 

江戸川区のあの界隈で

宮﨑さんのことを

「おー宮﨑!」

「お前がそんなんだからダメなんだ!」

そう言える方は

私の記憶では中山さんしかいなかったような

 

愛情深い中山さんは

私が宮﨑さんのもとで管理者をすることになった時も

「お前も大変だな

そう言ってかわいがってくれました。

 

 

そんな中山さんは

宮﨑さんのことが息子のようにかわいいらしい

グルメな中山さんは

ほぼ週1回、宮﨑家に

おいしいお昼ご飯を持って登場する。

 

昨日の宮﨑さんは

「もう、オレ、気持ち悪くて食えないよ」と

弱気なお顔。

 

 

ですが、肝っ玉母さんの中山さんは

「お前、そんなこと言ってないで食ってみろ

そう言って、容赦なく差し出す

 

 

ね。

美味しそうでしょ

私もちゃっかりいただいちゃいました!

 

そして宮﨑さんも

「おいしいね

 

 

思わず箸が止まらなくなり

決して無理をしているわけではなく

思った以上に口にすることに。

 

そんな姿に

中山さんも嬉しそう

「宮﨑、来週は何がいい?」

そう言って

来週はうなぎに決まったらしい

 

 

 

宮﨑さんはご自身のブログに

「わたしはいつ死ぬのでしょうか・・・」

「痛みとかつらくて、ぶっちゃけ解放されたいんですけど・・・」

「年内って言われていたのに・・・」

「みなさん、俺に、元気玉くれすぎじゃないっすか・・・」

「これまじで、みなさんからのエネルギー以外、考えられないんスけど・・・」

そんな文章を綴っています。

 

本当にその通りだと思っています。

 

皆さまからの、とてつもないエネルギー

 

連日、連日

誰かしら必ず訪問者がいて

間違いなく100名を超えていることでしょう。

 

それだけの方々がが宮﨑さんのもとに集うのは

感謝の気持ちをもっているから

 

「ありがとう」

 

そこから溢れるエネルギーは

間違いなく宮﨑さんのもとに届き

今を迎えているのではないかと思います。

もちろん

ご自身の人並み外れたとんでもない精神力が

こうしてガンの痛みや

薬の副作用にも打ち勝っているのでしょうが。

 

3月9日。

 

中山さんがたくさん届けた

「宮﨑、いつもありがとな。」

宮﨑さんもたくさん届けた

「中山さん、いつも面倒みてくれて本当にありがとう。」

 

そんな39なやりとりを目の前にし

こちらまで温かな気持ちになりました。

 

がんばれ、という気持ち。

ありがとう、という気持ち。

 

心の底から生まれる温かなエネルギーは

病さえも超える

そんな気がしてなりません。