おはようございます。
支援センターふなばし
ケアマネジャーの佐藤寛子です。
今朝の事務所からの光景。
寒いですね・・・
雪、ですね・・・
今朝の船橋市。
直径2㎝くらいあるのでは!?
というほどの大粒の雪が降っています。
こんな日は
「今日の訪問、どうやって行こうかなぁ」と憂鬱になります。
ですが
同じ自転車移動でも
ケアマネ以上に
ヘルパーさんの方が大変です
本当に、いつも頭が下がります。
ヘルパーさん無しには
介護が必要な方の自宅での生活は成り立ちません。
それなのに介護保険の基本報酬が下げられるって、なぜだろう?
加算を取得すれば今まで以上に上がる仕組みのようですが
施設併設の訪問介護の利益率はいいにしろ
こうして「自宅」を訪問する訪問介護はどうなんだろう?
どうにかして社会保障費を抑えたいのでしょうが・・・
ヘルパーさんの高齢化も進み
今後ますます人手不足が深刻になる可能性もあります。
高齢のヘルパーさんに、体力的にも負担の大きい仕事を依頼するしかない状況もあり
この先、弊害も生じることでしょう。
というか
すでに生じています。
どうしたら若い世代の方々が入ってきてくださる業界になるのか・・・
厳しい現状です
いかん。
つい、勢いで
介護業界の暗い話に進んでしまった
ガラリと話題を変えて。
ハートウォーミングな話を
ケアマネとして担当させていただいているAさん。
肝臓を患っており倦怠感も強く
ベッド上で過ごす時間が増えています。
Aさん自身も
「もうこのままでいい。」とあきらめ気味に。
でもこのままでは
本当に動けなくなってしまう。
ようやく重い腰を上げて
訪問によるリハビリを始めてみることに
昨日
リハビリ担当の方が
「はじめまして」のご挨拶。
そしたらAさん。
その方のことをとても気に入ってくださった
あんなに全てにおいて投げやりになっていたのに
ちょっとだけ気難しい方なのに
「あの人は、いい人だと思う」
そうおっしゃり笑顔を見せてくださった
そしたらAさん。
「あなたにピッタリよ。私、見る目あるから大丈夫。いい人よ。30才だって。」
そうおっしゃり、なぜかグイグイ推してくるではないですか
旦那さまに向かって
「お父さん、これから楽しみね」
そうおっしゃり
Aさんの妄想特急は
完全にこんな感じ。
ないない、絶対ないですよーーー
年の差、いくつだと思ってるんですか
全力で否定!!
ですが・・・
今まで
ベッドの上で
楽しみさえも見えなくなっていたAさん。
その方が
久しぶりにこうして笑い
そんな妄想をしてくださっている姿を見ると
全力否定も忍びない・・・
「わかりました!!私も頑張るので、Aさんもリハビリ頑張ってくださいね」
OKサインを出してくれました
介護の業界ってさ
大変だけどさ
悪くないよね。
ツラいことも
イヤな思いすることも
たくさんたくさんあるけど
人の温かさって
人の笑顔って
悪くないよね。
Aさん。
リハビリ担当の方のこと
気に入ってくださってよかったです。
生きるのは大変かと思いますが
あと少しだけ、がんばってほしいと思っています。