笑顔の効果

おはようございます。

支援センターふなばし

ケアマネジャーの佐藤寛子です。

 

 

事務所にメンバーが増えると

もちろん新しくケアマネジャーとして担当させていただく方も増えていきます。

そうなると当然

新しくお会いする方が増えていきます。

 

 

ケアマネをしながらいつも思うのですが

人って、ホントに、十人十色

 

 

ひとりとして同じ方はいなくて。

性格も

考え方も

生きてきた過程も

全て、皆さん、違う

 

例え同じ病気を発症したとしても

その病気に向き合うご本人の姿勢も

ご家族の姿勢も

皆さん、それぞれ、違う

 

当たり前のことかもしれませんが

その「当たり前」を

しっかり頭に置いておけるかどうか。

仕事をする上で

これって、とても大事なこと

 

 

 

先日、

新しくケアマネジャーとして担当させていただくことになったAさん。

2年前に脳梗塞を発症し

右手と右足に麻痺が残ります。

 

今もリハビリを続けているのですが

思うようにいかないことも多い。

両手が使えていた時には

何不自由なくできていたことも

ほとんど動いてくれない右手。

家族のために料理をしようと思っても

片手だけで包丁が上手く使えるはずもなく

ぶつ切りになってしまう。

何か取ろうとしても

何か持とうとしても

左手だけでは上手くいかない。

 

右足だって思うように動いてくれないから

もどかしくなることも多々・・・

 

 

そんなAさんは

とにかく、めちゃくちゃ、かわいい

もちろんお顔立ちのかわいさもあるかもしれませんが

それだけではないのです!!

何がAさんを、こんなにもかわいく見せているのか

話をする様子がとにかくかわいくて

「かわいいなぁ・・・

ウットリしてしまうほど。

 

 

それはやはり

笑顔か!?

それとも

声のトーンか!?

それとも

前向きな姿勢か!?

 

 

ご苦労も多いと思うのです。

悲観することもあると思うのです。

 

ですが、

病気を発症したことを嘆きつつも

明るい笑顔で

「やるっきゃない

そうおっしゃるのです。

 

 

リハビリを続け

段差も上り下りできるようになり

お庭にも出られるようになりました。

 

そこには

Aさんの大好きな

「庭いじり」が待っている

 

先日、訪問したら

お庭にたくさんのチューリップが咲いていました。

 

 

しばらくできなかった庭いじり。

いや、ガーデニング

 

傷んでしまったお庭を

あそこも、ここも

どんどん手入れしていきたい、と。

ニコニコしながら話すのです。

 

そんな様子に

ウットリしてしまいます

 

 

もし自分が

同じように脳梗塞を発症して

利き手である右手が使えなくなったら

こんなにニコニコしていられるかな?

こんなに前向きでいられるかな?

 

 

Aさんだけに限らす

病気が発症しても前向きに暮らしている方

たくさんいらっしゃいます。

 

そんな姿から

いつも学ばせていただきます。

 

 

笑顔にはたくさんのプラス効果があると

科学的にも証明されています。

 

よく笑うこと

よし。

今日も笑顔でいってみましょうね