おはようございます。
支援センターふなばし
ケアマネジャーの佐藤寛子です。
年末のご挨拶を兼ねて
日頃からお世話になっているデイサービスさんに
1月分の提供票を届けに行った際
Aさんの作品を見せてくださいました。
そのデイサービスさんでは
3時のお茶の時間に
日記を書いてもらっているそうです。
デイサービスに通っている皆さんが
日記として
その時間に、様々なことを書き綴っています。
素敵な取り組みですね。
私がケアマネジャーとして担当させていただいているAさん。
Aさんのある日の日記には
このように綴られていました。
「一人になること。
さみしいがいきていかなければならない!
いかなることがあっても
人生のおわりはむだなくいきたい」
これを読んで
胸が熱くなってねー
「あぁ、こんな思いでいたんだなぁ」
って、そう思ったらさー
Aさんの担当になり
まだ日が浅いのですが
初めてお会いした時、
全てを諦めたような雰囲気が漂っていました。
みんなを楽しませることが大好きで
人前に出ては盛り上げて
家族仲もとても良くて
玄関に飾ってある
ご家族に囲まれて撮った写真は
とても幸せそうで。
だけど
数年前に奥さまが他界。
それから段々と
いつもの明るさを失っていったそうです。
そんな中、お会いしたAさん。
デイサービスに通う体力さえないのでは?
そんな心配もしたけれど。
通い始めて1ヶ月経つ頃には
たくさんの笑顔の写真😆
今ではすっかり
初めてお会いした頃とは
まるで別人のようなのです。
奥さまを亡くされ
寂しくて
失意のどん底にいて
ただ毎日は過ぎていって。
「何のために生きているんだろう?」
そんな思いもあったかもしれません。
ですが
デイサービスに通い
スタッフさんにたくさん声をかけてもらい
運動だって、ゲームだって
多少ムリにでも参加させられて。
そんな時間を通じて
Aさんの中で
何か想うものがあったのかもしれません。
「人生のおわりはむだなく生きたい」
それが
今の笑顔に繋がっているのかもしれない。
そう思ったら
Aさんを元気にしてくださった
デイサービスさんにも感謝😭
新しい楽しみを見つけ
がんばっているAさんに感動😭
誰にでも
大切な方がいて。
その方の存在は
とても大きなもので。
大切な方と
共に歩んでいけるというのは
とても貴重な
かけがえのない時間✨
その存在は
友だちだったり
仲間だったり
家族だったり
恋人だったり
人それぞれだろうけど
巡り会えたのも、これまた運命✨
Aさんは
大切な奥さまを亡くされましたが
新たな巡り会いの中で
新しい人生を生きている。
ぜひとも持ち前の明るさで
みんなを楽しませたあの頃のように
これからも笑顔を見せてほしいなぁ😊
そんな風に思います。
いくつになっても
人の中に生きて
その環境次第で
人は変わることができる。
いい人生、
生きていきたいですね✨